カスタム Fx オペレータとは

 
 
 

Fx オペレータを使用して、イメージ クリップの修正および細かい調整から、マルチパス レンダリングの結果の確認と微調整まで、合成およびエフェクトの作業を実行できます。 Fx Tree 内の Fx オペレータ同士を接続すると、複雑な特殊エフェクト シーケンスを作成できます。

Softimage コンポジッタに含まれる映画品質のエフェクトの数は 130 を超え、それらのパラメータはエクスプレッションまたはファンクション カーブを使用して完全にアニメート可能になりました。 UFO API を使ってユーザ独自の Fx オペレータを作成して、Fx Tree 内で使用することができます。

Fx オペレータは、特定のイメージ処理エフェクト効果を実行します。 Fx オペレータには、一連の事前定義ユーザ関数から選定された内容が含まれています。 Fx オペレータは Fx Tree にロードされた後、Softimage コンポジッタに付属しているファクトリ Fx オペレータと同様、自動的に使用されます。 ユーザ インターフェイスは、オペレータ実装の中に公開されたパラメータに基づいて、自動的にビルドされます。

C または C++ の経験があり、アーカイブ対象のエフェクトを理解していれば、Fx オペレータを書くことができます。

ここで注意すべき点は、UFO API の用途が Fx オペレータの定義に限られていることです。 Softimage にシーンを書き込むことはできませんが、 ライブラリにリンクすれば、Fx オペレータ内の任意の関数(Softimage オブジェクト モデルまたは C++ API におけるグローバル関数など)の呼び出しが可能になります。 ただし、次の制約に注意してください。