Softimage で C# を使用する

 
 
 

C#(「シーシャープ」)は、シンプルで、型が保証された(タイプセーフな)プログラミング言語であり、C++ とスクリプト言語を混合したものです。 C# で記述されたプラグインは、スクリプトで記述されたプラグインより高速です。v6.0 以降、Softimage プラグインを C# で記述できるようになりました。

C# 言語の詳細については、Microsoft Developer's Network(MSDN)の技術仕様および C# のリファレンスと概要のドキュメントを参照してください。 さらに、MSDN には C# に関する FAQ もあり、マイクロソフトの GotDotNet には数多くのクイックスタート チュートリアルが用意されています。

ヒント:

Visual Studio .NET 2010 を所有していない場合は、完全な C# のドキュメントとデバッガが付属する Visual C# Express (無料)を使用することもできます。

Softimage での C# の動作

アセンブリ」は、.NET Framework 内での主要な配置単位です。これは C++ の .dll ファイルや .so ファイルに似たもので、他のアセンブリやモジュールへのリファレンスを含めることができます。

Softimage オブジェクト モデル型のライブラリは C# アセンブリに移行され、開発者は C# を使用して Softimage SDK にアクセスできるようになりました。 現実的にはオブジェクト モデル全体にアクセス可能ですが、利用不可能な以下のいくつかのインターフェイスにはアクセスできません。

Softimage での C# プラグインの動作

.dll から書き出される関数の代わりに、C# プラグイン項目は C# オブジェクトとして実装されます。 プラグイン項目のコールバックに一致する public メソッドを実装するプラグイン オブジェクトを作成します。Softimage でプラグインを確実に動作させるには、XSIOM(オブジェクト モデル)アセンブリを用意してから、プラグインを Softimage に登録するベース オブジェクトを作成します。詳細については、「C# による Softimage プラグインの作成」を参照してください。

重要:

XSI v6.0 以前を使用してコンパイルしたプラグインを使用している場合は、オブジェクト モデルの互換性に関する問題を併せて参照してください。