Netview

 
 
 

Netviewでは、Autodesk Softimage 内からインターネットまたはイントラネット上の Web ページをブラウズできます。ドラッグ アンド ドロップ機能で、Netview は強力な教育ツールまたはコラボレーション ツールとなり、複数の組織または複数の国に広がるワークグループ内であっても、リソースを共有することができます。

A

コマンド バーの表示と非表示を切り替えます。

B

これを参照して、ページを開いたり、プリファレンスを表示したりします。

C

以前に表示したページの間を移動します。

D

Windowsの[スタート](Start) [設定](Settings) [コントロールパネル](Control Panel) [インターネットオプション](Internet Options)または[Internet Explorer]で定義されたホームページを表示します。

E

現在のページを更新します。

F

ページのロード、スクリプトの実行、またはアニメーション イメージの再生を中止します。

G

Softimage のプリファレンスで設定された開始ページを表示します。

H

[Internet Explorer]で設定されているお気に入りのリストを表示します。

I

ページ アドレスを入力します。

J

このペインには HTML ファイルが表示されます。リンクをクリックすると、新しいページのオープン、ファイルのダウンロード、またはスクリプトが実行されます。右クリックすると、[Internet Explorer]のコンテキスト メニューが表示されます。

Netview を表示する

次のいずれかの操作を実行します。

  • [Alt]+[5]キーを押すか(テンキーではなくキーボード上部の数字キー)、メインメニューから[表示](View) [一般](General) [Netview]を選択します。フローティング ウィンドウに Netview が表示されます。

    または

  • ビューポートのビュー メニューから[Netview]を選択して、ビューポート上に開きます。

Netview を構成する

たとえばプロキシ サーバを使おうと考えている場合は、Netview を使用する前に、いくつかのオプションを構成しなければならないことがあります。手順は Softimage を Windows で使用するか Linux で使用するかによります。

Netview を Windows に構成するには

Windows では、Netview は Internet Explorer と同じ構成設定を使用します。オプションは、Internet Explorer の内部([ツール]>[インターネット オプション])または Windows コントロール パネル(インターネット オプション)で設定できます。この設定はインターネットにアクセスするお使いのコンピュータ上のすべてのプログラムに影響します。

Linux の Netview にプロキシ サーバーを設定するには

PROXY 環境変数を使用して、Linux の Netview にプロキシ サーバーを設定できます。詳細については、『セットアップ&ライセンス取得』ガイドの「環境変数」を参照してください。

Linux の Netview に他のオプションを設定するには

Linux 上では、[MainWin]コントロール パネルを使用して、Netview を構成する必要があります。

  1. ターミナル ウィンドウまたはシェル ウィンドウを開きます。

  2. source ~/.xsi_2013 と入力して、Softimage 環境スクリプトのソースを指定します。

  3. mwcontrolと入力して、MainWin Control Panelを起動します。

  4. [インターネット]アイコンをダブルクリックします。[インターネットのプロパティ]ダイアログ ボックスが開きます。

  5. 必要な設定を行います。特定のオプションに関する情報を表示するには、?をクリックし、 オプション上をクリックします。

Netview を操作する

Netview は、他の HTML ビューアと同じように使用して、リンクをクリックして HTML ページを開くことができます。さらに、次のことができます。

  • 認識可能なさまざまなファイル タイプを Softimage にドラッグ アンド ドロップします。

  • スクリプトを実行します。

Net View からのドラッグ アンド ドロップ

Netview に表示されている HTML ページ上のイメージ、またはイメージその他のファイル タイプへのリンクをドラッグし、それらを Softimage にドロップすることができます。ドラッグ アンド ドロップのルールは次の表にまとめてあります。

ファイルタイプ

アクション

イメージ

  • オブジェクトにドロップすると、イメージ ソースとクリップが作成されます。テクスチャ プロジェクションを要求されます。

  • テクスチャ エディタまたはイメージ クリップ ビューアにドロップすると、ソースとクリップが作成され、クリップが表示されます。

  • レンダ ツリーにドロップすると、ソースとクリップが作成されます。

  • シーンにドロップすると、ソースが作成されます。

プリセット(全タイプ)

カスタム ツールバーにドロップすると、ボタンが作成されます。

プリセット(シェーダ)

  • オブジェクトにドロップすると、そのシェーダが標準マテリアルポートに適用されます。

  • Render Tree にドロップすると、ワークスペースに追加されます。その後、そのシェーダを目的のマテリアルまたはシェーダ ポートに接続することができます。

プリセット(プロパティ)

オブジェクトにドロップすると、プロパティが適用されます。

プリセット(アクション)

  • アニメーション ミキサのアクション トラックにドロップすると、ソースが読み込まれ、クリップが生成されます。

  • オブジェクトにドロップすると、ソースが対応するモデルに読み込まれます。

プリセット(シェイプ)

アニメーション ミキサのシェイプ トラックにドロップすると、クリップが作成されます。

シェーダ コンパウンド

Render Tree にドロップすると、ワークスペースに追加されます。その後、そのシェーダを目的のマテリアルまたはシェーダ ポートに接続することができます。

オーディオ

アニメーション ミキサのオーディオ トラックにドロップすると、ソースとクリップが生成されます。

シーン

3D ビューの背景にドロップするとシーンが開き、[Ctrl]キーを押しながらドロップすると現在のシーンとマージされます。

書き出されたモデル

3D ビューの背景にドロップすると、そのモデルが現在のシーンに読み込まれます。または、[Ctrl]キーを押しながらドロップすると、リファレンス モデルが作成されます。

スクリプト

Script Editor の編集ペイン内にドロップすると、編集用のファイルが開きます。

アドオン

3D ビューの背景にドロップすると、アドオンがインストールされます。これは古いプリファレンス形式でも動作します。

スクリプトを実行する

HTML ページ上の、スクリプト ファイルへのリンクをクリックすると、スクリプトを実行できます。

注:
  • ページをリフレッシュすると、スクリプトへのリンクが動作を中断する場合があります。この場合は、[戻る]ボタンや[進む]ボタンをクリックして別のページに戻ってください。

  • Netviewで実行するスクリプトのセキュリティレベルの設定の詳細については、セキュリティを設定するを参照してください。

開始ページ

既定の Netview 開始ページはローカルの HTML ページで、さまざまな Softimage のリソースへのリンクを提供しています。

開始ページを変更する

Netview を開いたときに最初に表示される開始ページは、変更することができます。このページは、Netview のコマンド バーの Softimage ロゴをクリックしたときにも表示されます。

開始ページを変更するには

  1. [ファイル](File) [設定](Preferences)を選択してプリファレンス ウィンドウを開きます。

  2. [Editors]ノードを展開し、[NetView]をクリックします。

  3. [デフォルト ホームページ](Default Home Page)の新しいアドレスを入力します。

プリファレンスの詳細については、ユーザ設定を参照してください。

ユーザ独自のイントラネットを作成する

ユーザ独自のイントラネットを作成して、スクリプト、プリセット、テクスチャその他のデータをワークグループで共有することができます。詳細については、「Netview 用のイントラネット」を参照してください。