サンプル ポイントのマッチング

サンプル ポイントの選択範囲を 1 つ以上のターゲットにマッチングさせるには

1. マッチングの対象となるポイントを選択します。

   注:[選択ポイント]をターゲット タイプとして含める場合は、そのターゲット ポイントを初めの選択範囲内にも含める必要があります。

2. 必要に応じて、選択したポイントを変換して、ターゲットの近くに移動します。これにより、2 つのターゲットから等距離に現れるマッチング ポイントに固有の不明瞭さはかなり解消されます。

3. コマンド バーで、[マッチ]ボタンをクリックします。[MatchUVW]プロパティ エディタが開きます。

4. 必要に応じて、以下のターゲットタイプを 1 つ以上有効または無効にします。

   注:複数のターゲット タイプを有効にすると、選択範囲内にある各ポイントが、アクティブになっているタイプのターゲットのうち最も近くにあるターゲットにスナップします。

   • [選択ポイント]を選択すると、選択範囲内にある各ポイントは互いに近づき合います。範囲を大きくするにつれポイントがまとまる個所が少なくなっていき、最終的にはすべてのポイントがまったく同じ場所を占有するようになります。

     連続しないポイントのグループが 2 つ選択され、[マッチ]オペレータが適用されます。	選択範囲内にある各ポイントは互いに近づき合い、それぞれの中間位置にあるどこかで互いに対してスナップし合います。

   • [非選択ポイント]を選択すると、選択されていないポイントのうち最も近くにあるポイントに選択されたポイントがスナップします。繰り返しますが、範囲を増やすにつれ、選択されていないポイントの方向へ選択範囲が萎縮するような外観になります。

     ポイントのグループが 1 つ選択され、[マッチ]オペレータが適用されます。	選択範囲内のポイントが非選択ポイントに向かって移動します。

   • [グリッド]を選択すると、選択されたポイントが、仮想グリッド上にある最も近いグリッド ポイントにスナップします。既定では、Texture Editor のワークエリア内に表示されるグリッド(Texture Editor のプリファレンスで指定されたグリッド)に仮想グリッドが一致します。[グリッド情報]コントロールを使用して、仮想グリッドの解像度を変更したり、Texture Editor のグリッドからその解像度をオフセットしたりすることができます。

     この選択範囲内にある各サンプル ポイントは、グリッド ポイントからややオフセットされています。	選択範囲をグリッドに一致させると、サンプル ポイントは完全に位置揃えされます。

   • [ピクセルコーナー]を選択すると、選択されたポイントが、最も近くにあるピクセル コーナーにスナップします。[ピクセルコーナー]のマッチングを有効にすると、[イメージ情報]コントロールが有効になります。既定では、テクスチャ イメージの解像度に対してマッチング操作が実行されます。マッチングのみを目的にイメージの解像度を変更する場合は、[イメージ情報]コントロールを使用できます。

     個々のピクセルを見える程度に十分に拡大すると、サンプル ポイントがほぼ数字の 1 に似た形状に並べられているのが露呈します。	ポイントを最も近くにあるピクセル コーナーに完全にマッチングさせると、サンプルが数字のピクセルにマッチングします。

5. 次のいずれかの操作を実行します。

   • [許容範囲]を有効にした場合は、望ましいマッチング結果が得られるまで値を調整します。

     ヒント:[マッチ]スライダは 0.1 までしか動かせませんが、パラメータのテキスト ボックスにはより大きい値を入力することができます。

     または

   • [許容範囲]を無効にして、選択したポイントを最も近くにあるターゲットにスナップします。