テクスチャ UV 座標のコピーおよび貼り付けを行う

Texture Editor を使用すると、1 つのテクスチャプロジェクションから別のテクスチャプロジェクションに、または 1 つのテクスチャプロジェクション内で選択したサンプルポイントのコピーおよび貼り付けができます。ポリゴンモデルでも NURBS モデルでもプロセスは同じですが、結果は大きく異なります。

注:

Softimage の個々のインスタンス間でのサンプルポイントのコピーおよび貼り付けはできません。
ポリゴンとして選択されたサンプルポイントのオブジェクト間でのコピーおよび貼り付けはサポートされていません。つまり、コピーおよび貼り付けができたとしても、場合によって予期しない結果になることがあります。特に、変更があった場合にはインデックスの順序が変わる原因となります。このような場合は、GATORを使用してUVを変換してみます(「属性の転送」を参照)。

単一プロジェクション上で UV のコピーおよび貼り付けを行う(ポリゴンメッシュ)

ポリゴンメッシュ上の単一テクスチャプロジェクション内でポイントをコピーして貼り付る場合は、選択範囲における最初のポリゴンのサンプルポイントが、ソースポリゴンにおける最初のポリゴンのサンプルポイントと 1 対 1 で対応します。

Texture Editor のワークスペースからポリゴンを選択します。複数のポリゴンを選択すると、最初に選択されたポリゴンのサンプルポイントのみがコピーされます。
[Ctrl+C]キーを押してポイントをコピーするか、コマンドバーから[編集](Edit) [UVのコピー](Copy UVs)を選択します。
2 番目のサンプルポイントを選択します。これらのポイントはスケーリングおよび移動され、コピーしたポリゴンのバウンディング領域に適合されます。
[Ctrl+V]キーを押してポイントを貼り付けるか、コマンドバーから[編集](Edit) [UVの貼り付け](Paste UVs)を選択します。

単一プロジェクション上で UV のコピーおよび貼り付けを行う(NURBS サーフェイス)

NURBS サーフェイスでの作業時に Texture Editor を使用すると、1 つのテクスチャプロジェクションから別のテクスチャプロジェクションに、または 1 つのテクスチャプロジェクション内で、選択したサンプルポイントをコピーして貼り付けることができます。

Texture Editor のワークスペースからサンプルポイントのグループを選択します。
[Ctrl+C]キーを押してポイントをコピーするか、コマンドバーから[編集](Edit) [UVのコピー](Copy UVs)を選択します。
2 番目のサンプルポイントを選択します。これらのポイントはスケーリングおよび移動され、コピーしたポリゴンのバウンディング領域に適合されます。
[Ctrl+V]キーを押してポイントを貼り付けるか、コマンドバーから[編集](Edit) [UVの貼り付け](Paste UVs)を選択します。

プロジェクション間で UV のコピーおよび貼り付けを行う

どちらの場合もプロセスは同じですが、結果はまったく異なります。

Texture Editor のワークスペースで、目的のサンプルポイントを選択します。

UV 座標は単一セットからのみコピーでき、複数のプロジェクションからはできません。
[Ctrl+C]キーを押してポイントをコピーするか、コマンドバーから[編集](Edit) [UVのコピー](Copy UVs)を選択します。

コピー時:
- 個々のサンプルを選択すると、それらの UV 座標がコピーされます。
- サンプルを選択していない場合は、UV セット全体がコピーされます。
次のいずれかの操作を実行します。
- [UV](UVs)メニューから 1 つまたは複数のターゲットテクスチャプロジェクションを表示します (複数のプロジェクションを表示するには、[Shift]キーを押しながらプロジェクションをクリックします)。
  
  または
- 複数のプロジェクションが既に表示されていて、その一部だけを貼り付ける場合は、必要な個々のターゲットプロジェクションから 1 つまたは複数のサンプルを選択します。
[Ctrl+V]キーを押してポイントを貼り付けるか、コマンドバーから[編集](Edit) [UVの貼り付け](Paste UVs)を選択します。

貼り付け時:
- 同じ UV セットにある複数のサンプルが選択された場合は、ポリゴン内の UV の順序を考慮する特殊な検出法が使用されます。
- 貼り付けるときに、1 つまたは複数の UV セットでサンプルが選択された場合は、コピーされた UV 値が(実際に選択されたサンプルではなく)UV インデックスに基づいて貼り付けられます。
- サンプルが選択されていない場合は、コピーされた UV 値が、UV セットを表示するすべてのインデックスによって貼り付けられます
どの方法を使用するかについては、[UV の貼り付け]コマンドが最適な推測を行います。思いどおりの結果にならなかった場合は、特定の方法を選択できます。
- メッシュをシメントリコピーする場合は、[編集](Edit) [UV スペシャルの貼り付け](Paste Special) [ソースとなる UV インデックスを使用](Using Source UVs Indices)が適しています。
- UV が再インデックスされている可能性がある場合(たとえば、1 つのメッシュがエクスポートされて再インポートされた場合)は、 [編集](Edit) [UV スペシャルの貼り付け](Paste Special) [ターゲットとなる UV インデックスを使用](Using Target UVs Indices) が適しています。

複数の UV 座標セットの一般的な操作の詳細については、「複数の UV セットを編集する」を参照してください。