Softimage には、シーンでチェインエレメントを容易に選択するためのさまざまなキーボードショートカットおよびコマンドがあります。
スケルトン階層内の移動
キーボード上の[Alt]+[矢印]キーを使用すると、すべてのビューでチェインの階層を上下に移動できます。
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[Alt]+[上矢印]キー: 階層内の一段上のチェインエレメント(チェインエレメントの親)を選択できます。
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[Alt]+[下矢印]キー: チェインの一段下の子を選択できます。
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[Alt]+[Home]キー: ルートとなるチェインの親(最初のオブジェクト)を選択できます。
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[Alt]+[End]キー: チェインの最後の子を選択できます。チェインルートまたはボーンが選択されると、次のチェインエフェクタに移動します。
このキー操作は特に、チェインルートとチェインエフェクタをすばやく反転させる場合や、ルートからルートへ、またはエフェクタからエフェクタへ階層を移動する場合に便利です。
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[Al]t+[左矢印]キー: チェインの前のシブリングを選択できます。
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[Alt]+[右矢印]キー: チェインの次のシブリングを選択できます。
ボーンはシブリングではなく、前のボーンの子であることに注意してください。同様に、デフォルトのスケルトンでは、エフェクタは最初のボーンのシブリング(チェインのルートの子)です。
スケマティックビュー内のスケルトン階層。脚エレメントがスパインルートの子としてどのように設定されているかを示します。
階層の他のショートカット キーに関する詳細については、「階層のリンクの切り離し」を参照してください。
チェインのルートのブランチ選択
チェインエレメントをブランチ選択すると、中央クリックしたエレメントおよびその子がブランチ選択されます。
チェインの一部(ボーンやエフェクタなど)を選択している場合は、そのチェインのルートからチェイン全体をすばやくブランチ選択できます。たとえば、指の内部のボーンを右クリックすると、指のルートがブランチ選択されるため指のチェイン全体が選択されますが、手全体(ツリー)は選択されません。
左: 中央の指のボーンを中央クリックして、このボーンをブランチ選択しています。
右: 中央の指のボーンを右クリックして、チェインのルートをブランチ選択しています。
プリファレンスを設定し、チェインエレメントを右クリックしたときの動作を指定するには
チェインエレメントを右クリックしたときにスケルトンをどのように選択するかを指定できます。
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Softimageウィンドウの一番上のメインメニューバーからを選択します。
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[Preferences]パネルでノードを展開し、をクリックします。
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[Selection]ページで、グループのオプションをチェインまたはオブジェクト用に 1 つ選択します。
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: チェインエレメントを右クリックすると、チェインルートがブランチモードで選択されます(前述を参照)。その他のオブジェクトを右クリックすると、階層ツリー全体が選択されます。
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: チェインエレメントまたはその他のタイプのオブジェクトを右クリックすると、階層ツリー全体が選択されます。
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: チェインエレメントを右クリックすると、モデルノードが選択されます。
セレクションフィルタの使用法
チェインの至近距離内に多くのオブジェクトが配置されている場合、チェインと間違ってオブジェクトを選択してしまいがちです。この選択フィルタオプションをアクティブにすると、チェインエレメントのみ選択可能であることが確認できます。