シーン全体またはシーン内のエレメントを Explorer からロックすることができます。特定のレベルでロックを適用することも、すべてのレベルのロックを一度に適用することも可能です。
パラメータもその他のシーン エレメントと同じ方法でロックできますが、パラメータのロックが他と異なるのは、ノード モードでもロックできる唯一のエレメントであるという点です(他のロックはすべてブランチ モードで適用されます)。
パラメータは上位の階層からロックを継承できますが、ロックの解除の他、別のロック レベルまたはすべてのロック レベルの適用を、そのパラメータに対してのみ行うことができます。つまり、パラメータは単独でロックを制御できるといえます。
Explorer でもプロパティ エディタでも、ロックされているパラメータの隣には鍵のアイコンが表示されます。
カスタム パラメータ セットでプロキシとして使用されているパラメータをロックすると、プロキシ パラメータもロックされます。プロキシ パラメータをロックすると、プロキシの元のパラメータもロックされます。
プロキシ パラメータを含むカスタム パラメータ セットをロックすると、プロキシ パラメータはロックを継承しますが、元のパラメータはロックされません。
[モデル]ツールバーから[取得](Get) [プリミティブ](Primitive)
[ポリゴン メッシュ](Polygon Mesh)
[球](Sphere)を選択します。
Explorer で、[Sphere]オブジェクト ノードを選択します。Explorer のスコープを[シーン ルート](Scene Root)に設定し、フィルタを[すべてのノード](All Nodes)または必要に応じて[すべて + アニメート可能なパラメータ](All + Animatable Params)に設定して、パラメータを表示します。
[Sphere]ノードを右クリックし、[ロック](Locks) [ノードのトポロジ/階層でロック](Node Topology/Hierarchy Locked)を選択します。
(LOCK)という文字がノードの横に表示されます。そのすべての子ノードがロックを継承し、同様に(lock)ラベル(小文字)が表示されます。
[Sphere]の下の[Kinematics] [Local Transform]
[Pos]
[X]パラメータを展開します。
パラメータを右クリックし、[ロック](Locks) [値のロック](Value Locked)を選択します。
パラメータの横の鍵アイコンが黒に変わり、パラメータ レベルでロックされたことが示されます。
[球]は[ノードのトポロジ/階層]レベルでロックされていますが、このパラメータだけはすべてのレベルでロックされています([値]のロックには上位の[アニメーション]ロック レベルが包含されるため)。
この表は、特定のシーン エレメントを各種レベルでロックした場合の効果を表しています。