オブジェクトにすぐに適用できるシンプルデフォーメーションが多数用意されています。各デフォーメーションのパラメータは単一のプロパティエディタで設定し、それ以外の入力は不要なため、簡単にデフォーメーションを調整できます。デフォーメーションは、オブジェクト、階層、クラスタのいずれにも適用できます。
さらに、ペイントプッシュツールを使ってペイントすることで、プッシュデフォーメーションをすばやく簡単に適用することもできます。
ここでは、適用できる各種のシンプルデフォーメーションを、図解付きのクイックリファレンスにまとめてあります。特定のデフォーメーションで使用可能なすべてのパラメータを参照するには、プロパティエディタで?アイコンをクリックします。
ツイストでは、オブジェクトが1方向に回転の角度を増しながら回転します。軸つまり回転方向、最大角度、角度の振幅プロファイルを設定できます。
また、[Twist]デフォーメーションを使用して旋風エフェクトを作成することができます。回転の振幅は、軸からの放射距離に依存します。デフォーメーションの中心で最大角となり、オブジェクトのエッジに向かって傾斜します。
プッシュでは、ポイントが法線の方向に移動します。振幅を指定できます。
ペイント プッシュに記述されているペイントツールを使用することでウェイトマップの作成、作成したウェイトマップのプッシュデフォーメーションへの接続が迅速に行えます。ペイントすることで、オブジェクトが立体的に見えるようになります。
ランダマイズでは、ポイントがランダムに動きます。各軸の最大ディスプレイスメント、繰り返し回数、乱数値の生成方法を指定できます。ランダマイズの代わりに、ICEベースの[Turbulize Mesh(メッシュの乱流化)]というデフォーメーションを使用することもできます。「メッシュの乱流化」(「ICE デフォーメーション」)を参照してください。
シェイプジッターは、ランダマイズをアニメートしたようなデフォーメーションです。シェイプジッターの代わりに、ICEベースの[Turbulize Mesh(メッシュの乱流化)]というデフォーメーションを使用することもできます。「メッシュの乱流化」(「ICE デフォーメーション」)を参照してください。
[Shape Jitter Op]プロパティエディタの[時間制御]タブのオプションは、エフェクトの時間間隔を制御します。