スタンドアロンは、コマンド プロンプト ウィンドウまたはシェルに対して特定のコマンドを入力して実行することも、C シェル ファイルやバッチ ファイルに保存されたコマンドから実行することもできます。
ほとんどのスタンドアロンでは、オプションを付けずにコマンド名を入力すると使用法が表示されますが、 一部のスタンドアロンでは、スタンドアロンの名前に続いて -h または -help オプションを入力する必要があります(たとえば imf_copy -help)。
以下に、スタンドアロンの使用法(構文)を表すために使用される表記の規則を示します。
ダッシュ(-)に続く 1 文字または複数の文字(たとえば -z)は、オプション名を示します。
たとえば、-z オプションは通常はズーム、-s オプションは通常はシーケンス、-v オプションは通常は冗長モードを意味します。使用できるオプションについては、各スタンドアロンの説明でリストしていますので参照してください。
山括弧(< >)は名前や値で置き換えるパラメータを示します。
たとえば、<filename>は、使用するファイル名を入力する必要があることを意味します。パラメータを実際に入力する際には、山括弧は入力しないでください。
すべての名前を含め、文字列はダブルクォーテーションで囲まれています。ダブルクォーテーションを使用すると、シェルやコマンド プロンプト ウィンドウによって名前が解釈されるのを防ぐことができます。
角括弧の中([ ])にはオプションとともに入力項目が示されます。角括弧は入力しないでください。
たとえば、[-z <fact>]は、-z オプション(ズーム)を使用する場合に<fact>(倍率)も指定する必要があることを意味します。
たとえば、-face の使用法は front|back|both と表示されます。これは、この 3 つのオプションのいずれか 1 つを指定して、レンダリングするオブジェクトのフェイスを定義する必要があることを意味します。オプションを指定する際は、縦線を入力しないでください。
オプションに関連する指定可能な値のグループは、中括弧({ })で囲んで記述されています。パラメータを入力する際は、中括弧を入力しないでください。
コマンドは、シェル、コマンド プロンプト ウィンドウ、または C シェル ファイルに対して一行で入力する必要があります。
SOFTIMAGE.pic ファイルはレンダリング済みイメージ、ムービー ファイルへの変換、ムービー ファイルからの変換などに使用されることが多いため、イメージ シーケンスに使用できます。たとえば、[foo]という一連の 8 個の .pic ファイルがあり、foo.1.pic、foo.2.pic、foo.3.pic のようなファイル名だとします。Softimage のブラウザとスタンドアロンは、既存の一続きの .pic ファイルを自動的に認識します。.pic ファイルを作成する場合はフレーム番号を生成します。
一続きの.picファイルは、ブラウザ上では 1 つのフォルダとして表示されます。その際、フォルダ名の書式は[名前[最初, 最後]](name [first, last])となります。たとえば、8 個の foo イメージは [foo.[1, 8]]という名前のフォルダとして表示されます。
イメージ シーケンスをロードしたり、保存するためのスタンドアロンの大多数は完全なファイル名を必要としません。たいていの場合、ベース ファイル名および最初と最後のフレーム番号を指定すれば、該当するファイル名を正しく識別し、生成することができます。