1 つまたは複数のパラメータにエクスプレッションを追加し、Expression Editor を開きます。 これは、2 つのコマンドを組み合わせたコマンドです(すなわち、SetExpr の次に EditExpr を実行した場合と同等です)。 DisableAutoInspect パラメータを True に設定しておくと、表示されないようにすることができます。
エクスプレッションは、オブジェクト、パラメータ名、算術演算子、および関数や定数を表すトークンを含む文字列です。 たとえば、オブジェクト A の Y 軸回転をオブジェクト B の X 軸方向の移動に拘束するには、文字列 B.kine.local.posx を含むエクスプレッションを A.kine.local.roty に設定します。
エクスプレッションは、移動、回転、スケーリング、マテリアル、テクスチャなどアニメーション化が可能な任意のパラメータを制御するために使用する、算術式です。 パラメータ間には、単純な "A = B" のような関係から、定義済みの変数、標準数学関数、乱数ジェネレータなどを使用した非常に複雑な関係まで、必要に応じたほぼすべての関係を作成することができます。
エクスプレッションの詳細については、「アニメーション」を参照してください。
AddExpr( [InputObj], [ExprStr], [DisableAutoInspect] ); |
| パラメータ | タイプ | 説明 |
|---|---|---|
| InputObj | 文字列 |
パラメータのリスト (例: cone*/kine.local.pos)。 デフォルト値：現在選択され、マーキングされているパラメータ |
| ExprStr | 文字列 |
エクスプレッション デフォルト値：現在のパラメータ値 (例: a.kine.global.posx = 3.5) |
| DisableAutoInspect | Boolean |
Expression Editor が自動で表示されないようにする場合には、True デフォルト値: False |
'
' This example sets an expression on a parameter using the AddExpr command
' without inspecting the new expression in the Expression Editor.
'
' Create the object on which to set the expression
set oDonut = CreatePrim( "Torus", "NurbsSurface" )
' Make sure the last frame will be set to 100
SetValue "PlayControl.Out", 100
' Set a key frame at frame 1, with XPos = -30
SaveKey oDonut & ".kine.local.posx", 1, -30
' Set another key frame at frame 100, with XPos = 30
SaveKey oDonut & ".kine.local.posx", 100, 30
' Animate the YPos parameter with an expression
AddExpr oDonut & ".kine.local.posy", _
"5*sin(" & oDonut & ".kine.local.posx * 15)", True |