C#(「シーシャープ」)は、シンプルで、型が保証された(タイプセーフな)プログラミング言語であり、C++ とスクリプト言語を混合したものです。 C# で記述されたプラグインは、スクリプトで記述されたプラグインより高速です。v6.0 以降、Softimage プラグインを C# で記述できるようになりました。
C# 言語の詳細については、Microsoft Developer's Network(MSDN)の技術仕様および C# のリファレンスと概要のドキュメントを参照してください。 さらに、MSDN には C# に関する FAQ もあり、マイクロソフトの GotDotNet には数多くのクイックスタート チュートリアルが用意されています。
「アセンブリ」は、.NET Framework 内での主要な配置単位です。これは C++ の .dll ファイルや .so ファイルに似たもので、他のアセンブリやモジュールへのリファレンスを含めることができます。
Softimage オブジェクト モデル型のライブラリは C# アセンブリに移行され、開発者は C# を使用して Softimage SDK にアクセスできるようになりました。 現実的にはオブジェクト モデル全体にアクセス可能ですが、利用不可能な以下のいくつかのインターフェイスにはアクセスできません。
旧インタフェース: XSIDialog、Cluster_V1、ClusterProperty_V1、Geometry_V1、Geometry0D、Geometry1D、Geometry2D
空のインタフェース: AlignedAxisConstraint、SpotLight
PPG(C# のクラスによって処理されます)および XSIFileService(読み込み/書き出しサービス)
.dll から書き出される関数の代わりに、C# プラグイン項目は C# オブジェクトとして実装されます。 プラグイン項目のコールバックに一致する public メソッドを実装するプラグイン オブジェクトを作成します。Softimage でプラグインを確実に動作させるには、XSIOM(オブジェクト モデル)アセンブリを用意してから、プラグインを Softimage に登録するベース オブジェクトを作成します。詳細については、「C# による Softimage プラグインの作成」を参照してください。