Softimage およびウィンドウの管理
 
 
 

Softimage は独自のウィンドウで動作します。Softimage のウィンドウも、他のウィンドウと同様に、最大化、最小化、サイズ変更、および移動が可能です。また、Softimage のウィンドウと他のウィンドウを切り替えることもできます(Windows では[Alt]+[Tab]キーで切り替えます)。これらの操作の詳細については、お使いのオペレーティング システムのマニュアルを参照してください。

Linux システムでの[Alt]キー

Linux で使用できるウィンドウ マネージャは多数あります。オプションは通常ウィンドウ マネージャによって異なり、細かくカスタマイズできます。特に問題となるのは、[Alt]キーを使用した操作が競合を招く場合です。

Linux システムで[Alt]キーを押しながらクリックし、別の組み合わせを使用する

Linux 対応の多くのウィンドウ マネージャでは、Softimage のマッピングと競合する組み合わせで[Alt]キーを使用します。たとえば、Gnome および Sawfish ウィンドウ マネージャでは、[Alt]キーを押しながらマウスの左ボタンを使用してウィンドウを移動します。ただし、このキーの組み合わせは Softimage では別の用途で使用されます。

このような競合を回避するには、次のいずれかを実行してください。

  • ウィンドウ マネージャのプリファレンスで、別のキーの組み合わせを使用するように変更します。

    または

  • 別のウィンドウ マネージャをインストールして使用します。

    または

  • Softimage セッションでウィンドウ マネージャなしで Linux を実行します。たとえば、Red Hatログイン画面で、[Session] [Failsafe Terminal]を選択してログインします。xterm が開くので、コマンドラインに「source」と入力すると、Softimage を起動できます。「Softimage を起動する(Linux)」を参照してください。

詳細については、お使いのウィンドウ マネージャのマニュアルを参照してください。

Linux 対応ウィンドウ マネージャのキーストローク

既定では、Softimage はウィンドウ マネージャのキーストロークに準拠していません。たとえば、Gnome では[Alt]+[Tab]キーでタスクを切り替えることができますが、これは Softimage では機能しません。

ただし、環境変数を設定すれば、ウィンドウ マネージャのウィンドウ処理システムを Softimage で使用できるようになります。シェルで以下のように入力して Softimage を起動します。

source .xsi_2012.SAP
setenv MWWM allwm
XSI

これで、[Alt]+[Tab]キーでウィンドウを切り替えられるようになります。