グリッドにスナップする場合、エレメントはグリッド線の交点にスナップされます。交点のスペースを制御するには、グリッド線の間にあるセルのサイズを設定します。この設定は、金属板に沿ってリベットを等間隔で配置したい場合などに役立ちます。
スナップに使用できるグリッドは、操作モードによって異なります。
XYZ 操作モード([グローバル]、[ローカル]、[親]、[オブジェクト]、[参照])では、[変換設定]の[増分]タブにある[スナップ増分](Snap Increments)設定が使用されます。3D ビューに表示されるフロア/グリッドは使用しません。
[ビュー]モードでは、[Camera Visibility]プロパティ エディタの[ビジュアル キュー]タブにある[フロア/グリッド設定](Floor/Grid Setup)が使用されます。
[プレーン]モードでは、[Reference Plane]プロパティ エディタの[スナップ サイズ](Snap Size)が使用されます。
[グローバル]、[ローカル]、[親]、[オブジェクト]、および[参照]モードでグリッドにスナップする場合は、[Preferences: Transform]に[スナップの増分](Snap Increments)オプションが使用されます。3D ビューに表示されるフロア/グリッドは、XYZ モードのスナップでは使用されません。ただし、[スナップ増分]の値を 3D ビューのフロア/グリッド表示にコピーできます(値をフロア/グリッド表示からコピーすることも可能)。これにより、XYZ モードの使用時もアクティブなグリッドのビジュアル リファレンスを維持できます。スナップ用のグリッドとフロア/グリッド表示が一致しない場合は、ビューにオレンジ色のスナップ グリッドが重なって表示されます。
グリッド スナップ インクリメントに表示グリッド インクリメントをコピーするには
[Camera Visibility]プロパティ エディタを開きます。
[ビジュアル キュー]タブで、必要に応じて[フロア/グリッド設定](Floor/Grid Setup)の下の[U スナップ サイズ](U Snap Size)および[V スナップ サイズ](V Snap Size)を設定します。値は Softimage 単位です。
[移動スナップ増分へコピー](Copy to Translate Snap Increments)をクリックします。
[Uスナップサイズ](U Snap Size)の値は、[変換設定]の[増分]タブにある[スナップ増分 - 移動]パラメータ](Snap Increments - Translate parameter)にコピーされます。
[グローバル]、[ローカル]、[親]、[オブジェクト]、および[参照]モードでグリッドにスナップする場合、操作対象のエレメントは新しい[スナップ増分 - 移動]の値](Snap Increments - Translate value)の正確な倍数でスナップされます。
グリッド スナップ インクリメントから表示グリッド インクリメントをコピーするには
[Camera Visibility]プロパティ エディタを開きます。
[移動スナップ増分からコピー](Copy from Translate Snap Increments)をクリックします。
[変換設定]の[スナップ増分 - 移動](Snap Increments - Translate)パラメータの値は、[U スナップ サイズ](U Snap Size)および[V スナップ サイズ](V Snap Size)パラメータにコピーされます。
ビュー ポートのフロア/グリッド表示が新しいセルサイズで更新され、[グローバル]、[ローカル]、[親]、[オブジェクト]、または[参照]モードでのスナップに使用されるグリッドが反映されます。
[ビュー]モードでのグリッド スナップ インクリメントの設定
[ビュー]モードでグリッドにスナップする場合は、対応する 3D ビューの[Camera Visibility]プロパティの[ビジュアル キュー]タブにある[フロア/グリッド設定]の設定が使用されます。