ダスティ
 
 
 

下位互換用に用意されています。このシェーダはサポートされていませんが、これを使用する古いシーンとの互換性を確保するために Softimage で引き続きインストールすることができます。シーン内のサポートされていないシェーダは、現在の Softimage シェーダ ライブラリの同等のシェーダに置き換えることを推奨します。

[シェーダタイプ](Shader Type): マテリアル(Soft3D)

[出力]: カラー(RGB)値

塵や埃をシミュレートします。

既定の Softimage マテリアル設定用のパラメータをすべて使います。マテリアルとテクスチャを生かしながら、サーフェイス上に塵エフェクトを作り出します。

Y 軸の正方向が上向きのグローバル座標でサーフェイス角度を参照しながら、塵を処理します。水平になっているサーフェイスに一番たくさん塵を載せ、垂直なサーフェイスになるに従って少なくなっていき、反転したサーフェイスになると塵は載らなくなります。塵のカラーはサーフェイス カラーにとけ込んでいきます。(ハイライトを取り除くため)塵に対するスペキュラは黒に近付いて減っていき、透明度と反射率もそれに応じて低減していきます。

名前(Name)

シェーダの名前。任意の名前を入力するか、デフォルト名を使用します。

ダストカラー(Dust Color)

サーフェイスに積もる塵のカラーを選択します。

粘性(Stickiness)

塵がサーフェイスに引きつけられる強さを決定します。平らなサーフェイスには、塵は完全にくっつきますが、完全に垂直なサーフェイスには、全く付きません。[粘性]は、この両極端の間で、塵がどの程度サーフェイスに付着するかをコントロールします。デフォルトは 0.7 です。

ダスト厚み(Dust Thickness)

塵の厚さ全体をコントロールします。デフォルトは 1 です。

ノイズ

ノイズ有効(Enable Noise)

このチェックボックスをオンにすると、テクスチャにランダム性を加えます。既定はオンです(これ以外の場合は、塵はペイントのように見えます)。

レベル(Level)

ノイズの全体的な強度をコントロールします。0 の場合はノイズがありません。1 の場合は最大強度のノイズとなります。デフォルトは 0.7 です。

スケーリング(Scaling)

塵の中のノイズ全体のスケーリングを定義します。この値を増加させると、ノイズが細かくなります。デフォルトは 10 です。

固さ(Crustiness)

塵のきめ細かさをコントロールします。値が大きいときめ細かく、値が小さいと粗っぽくなります。デフォルトは 3 です。