CgFX および HLSL シェーダは、多数のマルチパス頂点とピクセル シェーディング効果を 1 つのファイルにまとめることのできるハイレベル プログラムです。Softimage のビルドイン CgFX および HLSL パーサーは、nVIDIA の CgFX、Microsoft の FX、および COLLADA の FX のファイル フォーマットに対応します。
ユーザ、ワークグループ、またはファクトリに位置するエフェクト ファイルは、Softimage の CgFX または HLSL パーサーによって直接読み込まれます。これらのパーサーは、Preset Manager に表示される名前と、シェーダ定義に入れるカテゴリを定義するシェーダ定義を作成します。続けて、Preset Manager から Render Tree 作業領域へプリセットをドラッグすると、データ タイプ、接続制限、デフォルト値などの入力および出力パラメータを持つシェーダ ノードが作成されます。エフェクト ファイルに指定されたパラメータと変数により自動的に作成されるユーザ インタフェースでは、パラメータ値を調整し、追加データを Softimage からエフェクトへ渡すことができます。
Softimage 提供のリアルタイム CgFX および HLSL シェーダを使用して、シーンにオブジェクトのリアルタイム エフェクトを作成できます。ただし、ここで重要なのは、既存のカスタム エフェクト ファイルを統合したり、リアルタイム シェーダ ウィザードを使用して Softimage 内で新しいエフェクト ファイルを直接作成することができる点です。
これらのシェーダをシーン内のオブジェクトに適用すると、OpenGL または DirectX9 リアルタイム シェーダ表示モードに設定された、任意の 3D ビューでリアルタイム エフェクトをプレビューすることができます。