CPSet Wizard(カスタム プロパティ セット ウィザード)
 
 
 

| プラグイン情報 | パラメータ追加 | レイアウト(オプション)

スクリプトベースのカスタム パラメータ セット(コールバック関数のスタブなど)に関するラフ テンプレートを作成します。このウィザードを使用するには:

  1. 次のいずれかの操作を実行します。

    • 一からパラメータセットを作成するには、カスタムプロパティを適用するエレメントを選択し、[Animate]ツールバーから[作成](Create) [パラメータ](Parameter) [カスタムプロパティウィザード](Custom Property Wizard)を選択します。

    • シーン内の簡易パラメータ セットをスクリプト パラメータ セットのベースにするには、プロパティ エディタで簡易パラメータセットを開き、プロパティ エディタ内にある薄い灰色のヘッダバーを右クリックして[自己インストールに移行]を選択します。

[Custom Property Wizard]プロパティ エディタが開きます。

  1. [プラグイン情報](Plug-in Info)タブで、使用するパラメータ セットに関する一般的な情報を入力します。

  2. [パラメータ追加](Add Parameter)タブを使用して、パラメータ セットに含める各エレメントを作成します。最初に必要な[パラメータ タイプ](ParamType)を選択し、次に該当情報を入力します。最後に[項目の追加](Add Item)ボタンをクリックします。各種のタブでアイテムを分けるには、[パラメータ タイプ](ParamType)[タブ](Tab)に設定します。アイテムを表示したい順序で追加してください。ただし、この順序は以降のステップ 6 で変更できます。

  3. 必要な場合は、[レイアウト(オプション)]タブを使用して、プロパティ エディタにパラメータ セットをどう表示するかを定義します。

  4. パラメータ セットをプレビューするには、[プロパティ生成](Generate Property)をクリックします。スクリプト ファイルが作成されてテキスト編集ウィンドウに読み込まれ、パラメータ セットのプロパティ エディタが表示されます。

  5. 必要な場合は、CPSetWizard に戻ってパラメータ セットを再調整します(たとえばアイテムを追加したり、[パラメータ](Parameters)グリッドにリストされているアイテムを修正してから、前述のステップを繰り返します)。

    ウィザードを閉じても、Explorer で Scene_Root の下にある[CPSetWizard]ノードをクリックすれば、ウィザードを再び開くことができます。

  6. ラフ テンプレートに問題がなければ、生成されたスクリプトを編集してパラメータ セットを完成します。たとえば、次のような作業を実行できます。

    • コールバック関数によって実行されるアクションを定義する。

    • パラメータにスクリプト名とは異なるラベルを付ける(スペースを入れた分かりやすい名前など)。

    • ユーザ オプションに基づいてレイアウトを動的に変更する。

    • コンボ ボックスなどの詳細なコントロールを定義する。

    • レイアウトを調整する(同じ行に複数のコントロールを配置するなど)。

    • コントロールの外観を加工する(ラベルを非表示にしたり、スライダに小数点以下の桁数を設定するなど)。

スクリプトを手作業で修正したら、プロパティは再生成しないでください。修正内容が上書きされてしまいます。

プラグイン情報

プロパティ名(Property Name)

カスタム パラメータセットに使用する名前。

作成者(Author)

カスタム パラメータ セットの作者を特定します。作者の名前または必要に応じて組織名を入力します。この情報は、プラグイン マネージャで詳細をクリックすると表示されます。

スクリプト言語(Script Language)

カスタム パラメータ セットを生成するために使用するスクリプト言語。

メニューに追加(Add to Menu)

プロパティを追加するメニューの場所を指定します。

既存のカスタム プロパティ

モデルプロパティ(Model Property)

自己インストールで変換する、スクリプトのない簡単なパラメータ セットの名前(モデル オブジェクト プロパティ)。ブラウズボタン(...)をクリックし、シーンのエクスプローラから既存のプロパティをクリックします。

出力ディレクトリ(Output Directory)

スクリプト ファイルを作成する場所(パス)。

プロパティ生成(Generate Property)

指定したオプションに従い、カスタム パラメータ セットを定義するスクリプトを生成します。スクリプトがテキスト編集ウィンドウに読み込まれ、パラメータ セットのプロパティ エディタが表示されます。

パラメータ追加

項目の定義

ParamType

アイテムが保持可能なデータのタイプ。このオプションを使用して、ボタンやタブなどを定義することもできます。

パラメータ タイプによっては、以下の属性を一部使用できない場合があります。

名前/ラベル(Name/Label)

プロパティ エディタ、Explorer、スクリプティング、およびエクスプレッションで、パラメータを識別するために使用する名前。スペースや使用できない文字はアンダースコアに置換されます。

ReadOnly

オンにすると、ユーザがカスタム パラメータの値を変更できなくなります。読取専用パラメータでも、スクリプティング コマンドやオブジェクト モデルによって変更できます。

アニメーション可能(Animatable)

パラメータがアニメート可能かどうかを決定します。

コールバック(Callback)

ユーザがパラメータを調整する際に呼び出される関数のスタブを作成します。アイテムのタイプに応じて、関数は PropertyName_ParameterName_OnChanged( )、PropertyName_TabName_OnTab( )、または PropertyName_ButtonName_OnClicked( )という名前になります。Callback 関数は、プロパティ エディタが開いている間に、スクリプト コマンドなどによって値が変更されたときに呼び出されます。場合によっては、プロパティ エディタが開いている間に、プレイバックが開始されたり停止されたときにも呼び出される可能性があります。

デフォルト(Default)

パラメータのデフォルト値。

Value Range(値の範囲)

最小(Min)

数値パラメータの最小値。

最大(Max)

数値パラメータの最大値。

UI での値の範囲

数値パラメータのスライダは、最小および最大パラメータの値よりも小さい範囲となることがあります。このような場合は、キーボードを使用してスライダの範囲外の値を入力することができます。

UI 範囲(UIRange)

値の範囲より小さいスライダ レンジを設定します。このオプションがオフの場合、スライダには値の範囲の値が使用されます。

UI 最小値(UI Min)

カスタム パラメータ セットのプロパティ エディタのスライダの最小値。

UI 最大値(UI Max)

カスタム パラメータ セットのプロパティ エディタのスライダの最大値。

項目追加(Add Item)

上記のオプションに基づき、パラメータ セットにアイテムを追加します。現在までに追加されているすべてのアイテムは、以下のパラメータ セクションにリストされます。

パラメータ

パラメータ セットに追加されているアイテムとそれらの属性を、グリッドにリスト表示します。アイテムを修正するには、セルをクリックして新しい値を入力します。

プロパティ生成(Generate Property)

指定したオプションに従い、カスタム パラメータ セットを定義するスクリプトを生成します。スクリプトがテキスト編集ウィンドウに読み込まれ、パラメータ セットのプロパティ エディタが表示されます。

レイアウト(オプション)

必要な場合は、[レイアウト(オプション)]タブを使用して、プロパティ エディタにパラメータ セットをどう表示するかを定義します。

  • レイアウトにパラメータを追加するには、[パラメータ](Parameters)でそれらのパラメータを選択し、[追加](Add)をクリックします。

  • 項目の順序を変更するには、[レイアウト](Layout)でそれらの項目を選択し、[上](Up)または[下へ]をクリックします。

  • 項目どうしをタブまたはグループ ボックスにグループ化するには、[名前](Name)ボックスに名前を入力して、[タブの追加](Add Tab)または[グループの追加](Add Group)をクリックします。[上](Up)または[下へ](Down)で括弧の間のアイテムを移動し、それらをグループに追加します。

  • 複数のパラメータまたはグループを同じ行に配置するには、[列の追加](Add Row)をクリックし、[上](Up)および[下へ](Down)を使用して、行項目の中かっこ間で項目を移動します。

  • 項目をどれか削除するには、[レイアウト](Layout)でその項目を選択し、[削除](Remove)をクリックします。