ローカルモデルの読み込み
 
 
 

モデルを、リファレンス モデルとしてではなくローカルに読み込むと、モデルのデータはシーンの一部になります。モデルがシーンの中で直接作成されたのと同じことになります。外部ファイルへのライブ リンクはありません。モデルとその子にどのような変更も行うことができます。

.emdl ファイルおよび dotXSI/Collada(.dae または .xml)ファイルをローカル モデルとして読み込むことができます。

注:モデルの読み込みを元に戻す([Ctrl]+[Z])と、モデルは削除されますが、関連するマテリアルとイメージ クリップがシーンに残ります。さらにやり直し([Ctrl]+[Y])をした場合は、モデルが再読み込みされ、マテリアルとイメージ クリップが再接続されます。

モデルを読み込むには

  1. メイン メニューバーから[ファイル](File) [読み込み](Import) [モデル](Model)を選択します。

  2. [Import Model]ブラウザで、読み込むモデルを含むフォルダを開きます。

  3. モデルのファイル名を選択し、[OK]をクリックします。

    モデルはシーン階層の Scene_Root 直下に置かれます。

最新のモデルを読み込むには

  • モデルを[ファイル](File) [最近使ったモデル](Recent Models)メニューから選択します。このメニューはシーンに読み込まれた最新のいくつかのモデルをリストします。

ドラッグ アンド ドロップでモデルを読み込むには

  • 外部モデル ファイルをブラウザまたは Netview ページ上のリンクからドラッグして、3D ビューの背景にドロップします。Windows では、ファイルをフォルダ ウィンドウからドラッグすることもできます。

イメージ クリップと読み込まれたモデル

[ファイル](File) [読み込み](Import) [モデル](Model)を使用してローカル モデルを読み込むときに、既定ではイメージ クリップは共有されます。したがって、モデル上のあるイメージ クリップ(たとえばテクスチャ)がすでにシーンにあるクリップと同じものである場合は、既存のクリップが自動的に再利用されます。これにより、不要なイメージ クリップがシーン内に蓄積されるのを防ぐことができます。

2 つのクリップで同一のイメージ ソースおよびパラメータ値を共有している場合、それらのクリップは同じものとみなされます。アニメートされたパラメータは無視されるので、クロッピングやクリップ FX のようなアニメートされたクリップ設定がある場合は注意が必要です。

ローカル モデルでは、すでにリファレンス モデルで使用されている(ロックされている)クリップは共有されません。イメージ ソースは常に共有されます。

場合によっては、自動的にイメージ クリップが共有されないようにすることもあります。たとえば、クリップ パラメータを個別にアニメートして、それぞれのアニメーションを使用する場合が考えられます。このような場合は、Script Editor で [ImportModel] コマンドを使用して [ShareImageClips] パラメータに [False] を指定します。たとえば、次のように記述します。

ImportModel filename.emdl, , , , , False

複製されたクリップには増加する数字が付加されて、クリップ名を独自に保ちます。

このコマンドの詳細については、「ImportModel」『SDK ガイド』を参照してください。

イメージ クリップおよびイメージ ソースの詳細については、「イメージのソースとクリップを管理する」を参照してください。