モデルを、リファレンス モデルとしてではなくローカルに読み込むと、モデルのデータはシーンの一部になります。モデルがシーンの中で直接作成されたのと同じことになります。外部ファイルへのライブ リンクはありません。モデルとその子にどのような変更も行うことができます。
.emdl ファイルおよび dotXSI/Collada(.dae または .xml)ファイルをローカル モデルとして読み込むことができます。
[ファイル](File) [読み込み](Import) [モデル](Model)を使用してローカル モデルを読み込むときに、既定ではイメージ クリップは共有されます。したがって、モデル上のあるイメージ クリップ(たとえばテクスチャ)がすでにシーンにあるクリップと同じものである場合は、既存のクリップが自動的に再利用されます。これにより、不要なイメージ クリップがシーン内に蓄積されるのを防ぐことができます。
2 つのクリップで同一のイメージ ソースおよびパラメータ値を共有している場合、それらのクリップは同じものとみなされます。アニメートされたパラメータは無視されるので、クロッピングやクリップ FX のようなアニメートされたクリップ設定がある場合は注意が必要です。
ローカル モデルでは、すでにリファレンス モデルで使用されている(ロックされている)クリップは共有されません。イメージ ソースは常に共有されます。
場合によっては、自動的にイメージ クリップが共有されないようにすることもあります。たとえば、クリップ パラメータを個別にアニメートして、それぞれのアニメーションを使用する場合が考えられます。このような場合は、Script Editor で [ImportModel] コマンドを使用して [ShareImageClips] パラメータに [False] を指定します。たとえば、次のように記述します。
ImportModel filename.emdl, , , , , False
複製されたクリップには増加する数字が付加されて、クリップ名を独自に保ちます。
このコマンドの詳細については、「ImportModel」『SDK ガイド』を参照してください。
イメージ クリップおよびイメージ ソースの詳細については、「イメージのソースとクリップを管理する」を参照してください。