オブジェクト交差でパーティクルトレイルを放出する

[Emit Trail at Surface Intersection]コンパウンドは、パーティクルエミッタと別のオブジェクトが交差するポイントからパーティクルを放出します。このコンパウンドは、泥道、タイヤのスリップ痕、筆のタッチ、弾痕をサーフェイスに作成するために、エミッタと交差するアニメート済みのオブジェクトを使用する場合に便利です。

パーティクルのトレイルは、アニメートされたタイヤがグリッドエミッタと交差するときに、スリップ痕として残されます。

オブジェクトの交差点でパーティクルトレイルを放出するには

パーティクルエミッタになる 1 つまたは複数のポリゴンメッシュまたは NURBS サーフェイスオブジェクトを選択します。
[ICE]ツールバーから[パーティクル](Particles) [作成](Create) [サーフェイス交点でのトレイル](Trail at Surface Intersection)を選択します。
使用する交差オブジェクトを選択します。これらのオブジェクトには、エミッタオブジェクトと交差できるサーフェイスが必要です。これらのオブジェクトがアニメートされている場合にも最良の結果が得られます。

これらのオブジェクトが、シミュレーションのいずれかの時点でパーティクルエミッタオブジェクトと交差するようにしてください。
表示される[サーフェイス交点でのトレイルの放出]プロパティエディタで、標準のパーティクル属性の編集、交差領域内でのパーティクル放出のレートおよび減衰の設定、および速度に基づいたパーティクルのサイズの変更を行うことができます。
ポイントクラウドが選択された状態で、[Alt]+[9]キーを押して ICE ツリーを開きます。

ツールバーにある更新アイコンをクリックして、ICE Tree ビューを更新する必要がある場合があります。

作成される ICE ツリーは「基本的なパーティクル放出を作成する」で作成されるものと同じですが、[Emit Splash from Surface Collision]コンパウンドを使用する点が異なります。