各ジオメトリポイントの ID 属性に基づき、ジオメトリ上の位置を出力します。このノードが動作するためには、ジオメトリのポイントに ID 属性が定義されていて、ID が固有である必要があります。
このノードは、ポイントの ID に基づいて、ポイントの属性にアクセスする場合に便利です。この目的で使用する場合、[Get Data]ノードに位置を接続して属性名を指定することができます。ただし、ICE ではジオメトリコンポーネントに対して反復処理が行われるため、このノードの使用が必要になるケースはほとんどありません。たとえば、「Self.PointPosition」に対して[Set Data]ノードを使用するツリーでは、すべてのポイントについて自動的に反復処理が実行されます。
ただし、このノードが便利な場合もあります。たとえば、3D グリッドとして配置されたポイントクラウドを生成する場合などです。この場合、ID に対して算術を使用することで、前の行および次の行のポイントの属性を取得することができます。これは、グリッドベースの流体シミュレータを実装する必要があります。