Clone Point(クローンポイント)

カテゴリ

ポイントクラウド

説明

ターゲットポイントクラウドに、新しいポイントを追加します。追加されるポイントは、ソースクラウドのポイントのコピーです。ターゲットクラウドは、ソースクラウドと同じでもかまいません。この場合、同じポイントクラウドの中でポイントがコピーされます。ただし、この場合はクラウドのサイズが急激に増加し、すぐにすべてのメモリが使用されてしまう場合があることに注意してください。[Enable]ポートを使用すると、クローンの対象となるポイントを指定することができます(つまり、ポイントをクローンする条件を指定できます)。ソースポイントの属性は、すべてターゲットポイントでも使用できます。たとえば、ソースポイントに基づいてターゲットポイントの属性を調整することができます。ターゲットポイントの速度を、ソースポイントの速度の 90% に設定する場合は、[On Creation]ポートで速度を乗算します。

[Clone Point]はローレベルのノードで、トレイルや雨粒、スプラッシュなど、他のパーティクルを放出するパーティクルに関連するエフェクトの実行に使用されます。

パラメータ

リファレンス(Reference)	ポイントのクローン元となるポイントクラウドのリファレンスです。
ターゲットリファレンス(Target Reference)	クローンされたポイントの追加先となるポイントクラウドのリファレンスです。
Explore	リファレンスを Explorer から選択する場合は、このボタンをクリックします。[In Name]ポートが接続されている場合は、既存のパスで有効なリファレンスのみを選択できます。
ピック(Pick)	選択セッションを開始する場合は、このボタンをクリックし、ビューポート、Explorer、またはスケマティックビューからリファレンスを選択します。

ポート

入力

有効(Enable)	ポイントを複製する場合はオンにします。
In Name 1	ノードを連結して、ソースポイントクラウドのリファレンスを指定できます。このポートで受け取られるシーンパスは、プリフィックスとしてノードのリファレンス文字列に追加されます。
In Name 2	ノードを連結して、ターゲットクラウドのリファレンスを指定できます。このポートで受け取られるシーンパスは、プリフィックスとしてノードのリファレンス文字列に追加されます。
ソースポイントの削除(Delete Source Point)	クローン元のポイントを削除する場合はオンにします。
Number to Clone	各ソースポイントのクローン数を指定します。
作成時(On Creation)	新しく作成されたポイントに対してのみ、接続されているノードブランチを実行します。新しいポイントを初期化する場合に便利です。

出力

クローン(Clone)	実行用に接続するポートです。
出力名(Out Name)	ノードを連結することができます。このポートを別のノードの[In Name]ポートに接続し、他方のノードのリファレンスに、このノードのリファレンスをプリフィックスとして追加します。