リンク(エクスプレッション関数リファレンス)
 
 
 

Expression Editor の[関数](Function) [プロファイル](Profiles) [リンク](Link)コマンドを使用すると、編集ペインの挿入ポイントにトークン [l_fcv(<parameter>)]が挿入されます。このトークンは、2 つのパラメータ間のリンク関係を定義します。ダミーの引数[<parameter>]をパラメータ名に置き換えます。

注:Expression Editor でリンク パラメータを使用しないようにしてください。代わりに、Parameter Connection Editor または[Animation]メニューの[リンク](Link With)コマンドまたは[相対値の設定](Set Relative Values)コマンドを使用します(「Parameter Connection Editor 」(「アニメーション」)を参照)。

l_fcv(sphere.kine.local.posx)

ファンクション カーブにより、ターゲット パラメータの値を球のローカルな X 軸の位置にリンクします。[相対値の設定](Set Relative Values)を使用して、ファンクション カーブのキーを設定します。

l_interp と l_interpOri

[l_fcv] コマンドの他にも、以下に示すマルチリンク パラメータおよび向きリンク パラメータ用のコマンドを入力できます(関数メニューでは選択できません)。

[l_interp(<param1> <param2> ...)] - マルチリンク パラメータ用のコマンドは、1 つのパラメータを操作する多数のパラメータのアニメーション値の組み合わせに対してリンク関係を定義します。

[l_interpOri((rotx, roty, rotz)<param>)] - 向きリンク パラメータ用コマンド。オブジェクトの向きがパラメータをどのように操作するのかというリンク関係を定義します。

これらのエクスプレッションは、Parameter Connection Editor の[複数とリンク](Link with Multi)コマンドおよび[Animation]メニューの[向きとリンク](Link with Orientation)コマンドの使用時に作成されます(「Parameter Connection Editor 」(「アニメーション」)を参照)。

例: l_interp

l_interp(sphere.kine.local.posx, sphere.kine.local.posy)

ターゲット パラメータの値を球のローカルな X 軸および Y 軸の位置にリンクします。補間オペレータが使用する値を作成するには、[相対値の設定](Relative Values)を使用します。パラメータのエクスプレッション オペレータを開き、[補間オペレータ]ページで[減衰](Falloff)値を編集します(「減衰を編集する」(「アニメーション」)を参照)。

例: l_interpOri

l_interpOri(cube.kine.local.rotx, cube.kine.local.roty, cube.kine.local.rotz)

目的のパラメータの値をクォータニオン空間で計算された立方体のローカル向きにリンクします。立方体の向きを変えると、リンク パラメータも同様に変化します。補間オペレータが使用する値を作成するには、[相対値の設定](Set Relative Values)を使用します。パラメータのエクスプレッション オペレータを開き、[補間オペレータ]ページで[減衰](Falloff)値を編集します(「減衰を編集する」(「アニメーション」)を参照)。

注:このエクスプレッションのパラメータを後で変更すると、リンク パラメータは動作しません。