デバイスドライバのチャンネルのセットアップ
 
 
 

各デバイスドライバのチャンネルはプロパティエディタで設定します。このセットアップ作業には、チャンネルの有効化、アクションのターゲット設定、およびチャンネル値の設定(オフセット設定やスケーリング設定を含む場合あり)が含まれています。

ヒント:他のSoftimageの設定と同様に、プロパティエディタにおけるデバイスドライバの設定はプリセットとして保存できます。詳細については、「プロパティ設定のプリセットを作成する」[シーン エレメント]してください。これにより、特定デバイスのチャンネルセットアップごとにアップのライブラリを簡単に作成できます。また、作成したライブラリはプロパティエディタでロードできます。

チャンネルをセットアップするには

  1. 次のいずれかを実行して、デバイスドライバのプロパティエディタを開きます。

    • [Device Manager]のリストからデバイスドライバを選択し、[選択のインスペクト](Inspect Selection)ボタンをクリックします。デバイスドライバのプロパティエディタが開きます。

      または

    • Explorerで、[Project]レベルに進み、[Data] [Device Manager]ツリーを展開します。[Device Manager]ウィンドウに表示される各デバイスがここに表示されます。編集したいデバイスドライバのアイコンをクリックし、そのプロパティエディタを開きます。

      注:[Device Manager]にデバイスを追加しない限り、Softimageが起動時に認識するデバイスはExplorerに表示されません。
  2. チャンネルの[アクティブ](Active)セルをクリックし、チャンネルの有効/無効を切り替えます。ここで有効になっていないチャンネルは使用されません。

  3. 必要に応じて、[スケール](Scale)セルまたは[オフセット](Offset)セルに値を入力し、チャンネル値のオフセットやスケーリングを設定します。

  4. まずは[アクション](Action)をクリックし、リストからタイプを選択して、チャンネルの動作をターゲットに割り当てます(以下の表を参照)。

  5. この動作に接続するパラメータまたはコマンドを[ターゲット](Target)テキストボックスに入力します。

    組み合わせ可能な動作とターゲットについては、以下の表を参照してください。

    アクション タイプ

    ターゲット

    なし(None)

    なし

    ドライブ(Drive)

    パラメータ名

    コマンド(Command)

    任意のSoftimageコマンド

    Special

    以下の表のコマンド名

    ターゲット コマンド

    説明

    ACTIVATE,driver_ID

    指定したデバイス ドライバをオンにします。

    DEACTIVATE,driver_ID

    指定したデバイス ドライバをオフにします。

    CURRENT

    現在の選択内容

    TIMELINE

    タイムラインを駆動します。

    TIME_START

    最初のフレームに移動します。

    TIME_END

    最後のフレームに移動します。

    TIME_STEP_FORWARD

    次のフレームに移動します。

    TIME_STEP_BACK

    前のフレームに移動します。

    TIME_STOP

    プレイバックを停止します。

    TIME_PLAY_NORMAL

    現在のフレームからプレイバックします(リアルタイム プレイバック)。

    TIME_PLAY_FRAME

    最初のフレームからプレイバックします(リアルタイム プレイバック)。

    TIME_PLAY_SLIDE

    現在のフレームから再生します(すべてのフレーム)。

    TIME_SPECIFY,frame

    指定したフレームに移動します。