ユーザが必要とするキャラクタに応じてカスタム リグを作成することも可能ですが、Softimage では、早く作業を進めるために、リグを組み立てるための定義済みのガイドやリグを使用することもできます。ガイドやリグは、二足、二足ドッグレッグ、四足のキャラクタで使用できます。ガイドを利用して作成されたリグは、コントロール オブジェクト(キャラクタ ボディのさまざまなパーツをアニメートするために、ユーザが位置と向きを決定できます)を含むスケルトンです。
ガイドとリグをカスタマイズして、必要なエレメントのみが含まれるようにできます。それらは、さまざまなリグ設定スタイルの出発点として使用できます。テクニカル ディレクタは、独自のプロポーション スクリプトを記述して、独自のリグをガイドにアタッチすることができます。
ガイドには、リグ コントロールを選択およびアニメートするのに便利な Synoptic View があります。任意のコントロールを選択して、[F3]キーを押します。リグをアニメートするのに便利なプリセットのキャラクタ キー セットとアクション ソースもあります。
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[作成](Create) [キャラクタ](Character ) [二足ガイド](Biped Guide)(または[二足歩行ドッグ レッグのガイド](Biped Dog Leg Guide)あるいは[四足歩行ガイド](Quadruped Guide))を選択し、ガイドをエンベロープにフィットすることで、プロポーション ガイドを作成します。 「四足ガイドの設定」を参照してください。 |
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ガイドがエンベロープにフィットしたら、[作成](Create) [キャラクタ](Character) [二足ガイドからリグ作成](Rig from Biped Guide)(または[二足歩行ドッグ レッグのガイド](Biped Dog Leg Guide)あるいは[四足歩行ガイド](Quadruped Guide))を選択し、ガイドに基づくリグを作成します。リグは、標準の Softimage オブジェクトをコントロール オブジェクトとして含んだスケルトンです。 「二足歩行リグの作成」を参照してください。 |
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リグのモデル内の envelope_group を使用して、それをリグの適切なパーツに適用し、ボディ ジオメトリをエンベロープとしてリグに適用します。 「リグのアニメーションとエンベロープ」を参照してください。 |
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リグ コントロールを配置、回転させ、キーを設定し、スケルトンのさまざまなパーツをアニメートします。 詳細については、「リグのアニメーションとエンベロープ、指と手のアニメート」を参照してください。 |
定義済みの二足リグは、プロポーション ガイドの既定の設定に基づいています。リグの詳細については、「四足ガイドの設定」に記載されているとおりです。
基本リグをロードするには、任意のツールバーから[取得](Get) [プリミティブ](Primitive) [モデル](Model) [二足 - リグ](Biped - Rig)を選択します。
基本リグに他のバリエーションをロードするには、任意のツールバーから[取得](Get) [プリミティブ](Primitive) [モデル](Model) [二足 - ボックス](Biped - Box)、[二足 - SI|3D スケルトン](Biped - SI|3D Skeleton)、または[二足 - スケルトン](Biped - Skeleton)を選択します。
これらの操作は、[キャラクタ](Character) [ガイドから階層構造](Hierarchy from Guide)コマンドを使ってリグを作成する操作と同一です(「ガイドからキャラクタ階層構成を作成する」を参照)。
定義済みの四足リグは、「四足歩行ガイドのセットアップ」で説明されているように、プロポーション ガイドの既定の設定に基づいています。
このリグは、コントロール オブジェクト(キャラクタ ボディのさまざまなパーツをアニメートするために、ユーザが位置と向きを決定できます)を含むスケルトンです。リグの詳細については「四足リグを作成する」を参照してください。