シェーダコンパウンドのバージョニング
 
 
 

シェーダコンパウンドを作成してから、バグの修正や拡張機能の追加など、いくつかのバージョンを作成することがあります。ICEコンパウンドと同様な方法でシェーダコンパウンドのバージョンを制御することができます。

このセクションでは、シェーダ コンパウンド特有の問題について説明します。ICE コンパウンドのバージョニングの基本情報については、「コンパウンドをバージョニングする」を参照してください。

ICEコンパウンドとシェーダコンパウンドの主な相違点は次のとおりです。

シェーダコンパウンドのバージョンの変更

コンパウンドのバージョン番号を完全に制御するには、以下の方法で、コンパウンドのプロパティでバージョン番号を修正し、再度書き出す必要があります。

シーンに既存のシェーダコンパウンドは、新しいバージョンを使用できる場合でも、自動的には更新されません。Shader Version Managerを使用してシェーダを更新することができます。

  1. コンパウンドのプロパティを開きます(上述の「シェーダコンパウンドプロパティの編集」を参照)。

  2. 必要に応じて[Version]の数値を増やします。

    • ノードが追加された場合や、ポートが追加で外部公開された場合など、機能上の変更があった場合は、メジャーバージョンを更新します。

    • バグ修正があった場合は、マイナーバージョン番号を更新します。

  3. 必要であれば、[Version Tag]を入力します。これは、このバージョンについて説明する文字列です。

  4. コンパウンドを書き出します(「コンパウンドを書き出す」を参照)。

  5. シーン内のシェーダ コンパウンドのバージョンを更新した後、Render Tree でシェーダ コンパウンドのノードを右クリックし、[バージョン](Version)メニューを選択して、どのコンパウンドのバージョンを使用するかを選択できます。

    また、Shader Version Manager を使用して、使用するコンパウンドのバージョンを選択することもできます。