XSIUtils.WriteSPDL

導入

v4.0

詳細

Softimage オブジェクトを定義する SPDL ファイルを生成します。これはローレベルAPI です。通常はこのメソッドはメモリ内にすでに作成されているCustomPropertyまたはCustomOperatorをインストールする場合に使用します。この場合の SPDL ファイルの目的は、PPGLayoutとSoftimage の各セッション間のロジックコードを保持することです。カスタムプロパティを一時的に使用するだけの場合は、SPDL ファイルを使用する必要はありません。ただし、シーンファイルにカスタムプロパティを保存する場合は必須です。

新しく作成した SPDL ファイルは、XSIUtils.RegisterSPDLが呼び出されて始めて使用できます。

既存のファイルは、上書きされます。既存の SPDL ファイルが存在する場合、そのファイルが別のタイプのオブジェクトに関連付けられていると、Softimage のインストールに影響する可能性があります。

このメソッドを使用すると、組み込みオペレータの SPDL ファイルを記述することができます。

オペレータの SPDL ファイルを記述する場合は、オペレータを識別する GUID とパラメータ定義で使用される GUID が SPDL の記述時に必ず再生成されます。これは、インストール済みのオペレータや使用中のオペレータと競合しないようにするためです。

スクリプト 構文

XSIUtils.WriteSPDL( Object, SpdlFileName );

パラメータ

パラメータ タイプ 詳細
オブジェクト CustomProperty SPDL ファイルのベースとするオブジェクト
SpdlFileName string SPDL ファイルの名前。パスを指定しなかった場合は、新しいSPDL ファイルは[User Directory]¥Application¥spdlディレクトリに保存されます。既存の SPDL ファイルは置き換えられます。

関連項目

XSIUtils.RegisterSPDL XSIUtils.UnregisterSPDL XSIUtils.Reload DataRepository.GetIdentifier SpdlCheck