ApplyDeformByCage

導入

v2.0

カテゴリ

オペレータ デフォメーション

詳細

ケージでデフォメーションを適用します。 ケージ デフォーメーションを使用すると、低解像度ジオメトリを使用して高解像度オブジェクトのデフォーメーションが可能となります。 これは、任意形状のラティスと似ています。

デフォームされたオブジェクトの各ポイントは、ケージ上のポイントまたはポリゴンにウェイトされます。これは、エンベロープのポイントがそのデフォーマにウェイトされるのに似ています。 ただし、ウェイトの割り当てにペイントしたり、手動でウェイトの割り当てを調整したりすることはできません。 また、エンベロープとは異なり、同一オブジェクトに複数のケージ デフォーメーションを持たせることも可能です。

このメソッドは、CageDeform オペレータを含む ApplyOp コマンドを使用することと同等です。 オペレータおよびオペレータの接続セットの詳細については、OpPreset を参照してください。

スクリプト構文

oReturn = ApplyDeformByCage( [ConnectionSet], [ConstructionMode] );

戻り値

作成された CageAutoAssignOp オペレータおよび CageDeformOp オペレータを含む XSICollection を戻します。

パラメータ

パラメータ タイプ 詳細
ConnectionSet ConnectionSet オペレータに接続されるオブジェクトを指定します。

ConnectionSet の第 1 のグループには、頂点ベースのオブジェクトが含まれます。 ConnectionSet の第 2 のグループには、デフォーマ(ケージ)オブジェクトが含まれます。

このオペレータに必要な接続セットについては、OpPreset を参照してください。

デフォルト値:現在選択されているオブジェクトをメイン グループとして使用

警告: 接続セットが無効だと、エラーが発生します。 スクリプトの中断を防ぐため、このオペレータに必要な接続セットを確認してください。

ConstructionMode siConstructionMode デフォメーションの目的を指定するモードです。

デフォルト値::現在のコンストラクション モード

VBScript の例

'This example creates a cage deformer (cube) over a sphere and a torus.
'Then, the cube is deformed by a taper, and the deformation is reflected
'on the sphere and the torus because of the DeformByCage operator.
NewScene
dim obj, obj1, cage
set obj = CreatePrim( "Sphere", "MeshSurface" )
set obj1 = CreatePrim( "Torus", "MeshSurface" )
set cage = CreatePrim( "Cube", "MeshSurface" )
ApplyDeformByCage obj & "," & obj1 & ";" & cage
'If we deform the cage, it will deform obj and obj1:
ApplyOp "Taper", cage, 3, siPersistentOperation

関連項目

デフォームおよび割り当てオペレータ