コマンドヒストリの使用

 
 
 

ヒストリ ペインには現在のセッションで最近使用されたコマンドが表示されます。 ヒストリペインには、記録されたメッセージ(情報、警告、およびエラー)も表示されます。 また、スクリプトを実行したときの、スクリプト エンジンからの構文エラーも表示されます。

ヒストリ ペインのテキストは編集できません。しかし編集ペインへのドラッグ アンド ドロップまたはペースト時のソースとして使用できます。 ヒストリペインのすべての行を削除し、ヒストリに保存される行数を設定できます。

ヒストリを消去する

Softimage でしばらく作業をすると、ヒストリ ペインには古いコマンドが雑然と並ぶため、消去したほうが都合がよい場合があります。 たとえば、シーンを変更した後で、すべてのコマンド ログを編集ペインにコピーするほうが、ヒストリをスクロールして必要な行を探すより便利です。

ヒストリペインを消去するには

次のいずれかの操作を実行します。

  • [編集](Edit)[履歴ログのクリア](Clear History Log)を選択します。

    または

  • ヒストリ ペイン内を右クリックして、[すべてクリア](Clear All)を選択します。

ヒストリのサイズを設定する

デフォルトでは、履歴ペインには 200 の最新コマンドが保存されます。ただし、この個数はユーザ プリファレンスで変更できます。 個数を変更しても、Softimage のメモリ使用量またはパフォーマンスには一般に大きな影響はありません。

リストのコマンドの個数を変更するには

  1. メイン メニュー バーから[ファイル](File)[設定](User Preferences)を選択し、[Preferences]ダイアログ ボックスを開きます。

  2. [Scripting/Logging]タブをクリックします。

  3. [コマンド ログ]オプションの[ログ サイズ](Command Log Size)で[最大行数]または[無制限](Unlimited)を選択します。

記録されたコマンドの使用とイミディエイト モード

ヒストリからコマンドを再実行できるように設定したい場合は、Softimage のインターフェイスを通してコマンド発行時にイミディエイト モードを使用しないようにします。 イミディエイト モードでプリミティブを取得したりオペレータを適用すると、[OK]および[Cancel]ボタンのある、対応するプロパティ エディタが開きます。 プロパティ エディタが開いているときにパラメータの値を変更した場合、[SetValue] コマンドは記録されません。 そのため、ヒストリからコマンドをプレイ バックした場合、実際とは異なる結果を得ることになります。

イミディエイト モード ボタン

コマンド ログおよびメッセージ ログの無効/有効化

ヒストリ ペインへのコマンドおよびメッセージ ログを無効/有効に設定できます。 ログ記録を無効にすると、Softimage のパフォーマンスを若干向上させることができます。「スクリプト環境のカスタマイズ」を参照してください。

ログを完全にオフにせずに、スクリプトの実行時に限り一時的にログをオフにすることができます。「コマンドのログを一時的に無効にする」を参照してください。