スクリプトを編集する

 
 
 

スクリプトを作成して編集するには、編集ペインを他のテキスト エディタと同様に使用します。 テキストの切り取り、コピー、貼り付け、移動、および入力ができます。 また、ヒストリ ペインに表示されているテキストは、編集ペインにコピーしたり、コマンド名や構文の参照として使用できます。

スクリプト エディタで作業する

覚えておくべき重要な点として、スクリプトを編集するときにはマウス ポインタをスクリプト エディタのウィンドウ上に置いておく必要があります。 マウス ポインタがウィンドウの外にあると、キー操作がビューポートまたは別の Softimage ウィンドウのコマンドと見なされます。

スクリプト エディタのコマンド

Script Editor では、コマンド バーの[編集](Edit)メニューや[表示](View)メニューのコマンドおよびオプションを使用したり、以下のように[ヒストリ](history) ペインまたは[編集](editing)ペインを右クリックすると表示されるポップアップ(コンテキスト)メニューを使用したりすることができます。

   

ヒストリのコンテキスト メニューおよび編集ペイン

A

[ヒストリ](history)ペインのコンテキスト メニュー

B

[編集](editing)ペインのコンテキスト メニュー 編集コンテキスト メニューから利用できるが、コマンド バー メニューおよびキーボード ショートカットからは利用できない機能が多数あります。 各機能の詳細については、「コーディングの簡素化」を参照してください。

標準のマウス操作およびキーボード コマンドも使用できます。

実行内容

マウス/キー操作

編集ペインの全内容を選択する

[Ctrl]+[A]キー、またはコンテキスト メニュー(右クリック)から[すべて選択]を選択

ヒストリ ペインまたは編集ペインの文字列を選択する

文字列をダブルクリック

ヒストリ ペインまたは編集ペインのラインを選択する

ラインをトリプルクリック

選択した文字列を移動する

新しい位置にドラッグ

選択した文字列をコピーする

コピー先に[Ctrl]+ドラッグ

選択した文字列をクリップボードに移動する

[Ctrl]+[X]、または[Shift]+[Delete]キー

選択した文字列をクリップボードにコピーする

[Ctrl]+[C]、または[Ctrl]+[Insert]キー

クリップボードの文字列を貼り付ける

[Ctrl]+[V]、または[Shift]+[Insert]キー

最後の編集操作を元に戻す

[Ctrl]+[Z]、または[Alt]+[Backspace]キー

最後の元に戻す操作をやり直す

[Ctrl]+[Y]、または[Alt]+[Shift]+[Backspace]

次/前の文字列に移動する

[Ctrl]+[右/左矢印]キー

スクリプトの先頭に移動する

[Ctrl]+[Home]キー

スクリプトの最後に移動する

[Ctrl]+[End]キー

選択を拡張する

[Shift]+矢印キー、[Ctrl]+[Shift]+矢印キー

カーソル位置から行頭までを選択する

[Shift]+[Home]キー

カーソル位置からラインの最後までを選択する

[Shift]+[End]キー

カーソル位置からスクリプトの先頭までを選択する

[Ctrl]+[Shift]+[Home]キー

カーソル位置からスクリプトの最後までを選択する

[Ctrl]+[Shift]+[End]キー

上書きモードのオン/オフを切り替える

[Insert]キー

選択したブロックのインデントを増やす

[Tab]キー

選択したブロックのインデントを減らす

[Shift]+[Tab]キー

注:

入力したテキストで既存のテキストが上書きされる場合は、[Insert]キーが押され、上書きモードになっています。 [Insert]キーをもう一度押して、上書きモードをオフにしてください。

テキストを検索および置換する

編集ペインのテキストを検索および置換できます。

  • [編集ペインで検索]ダイアログ ボックスを開くには、[編集](Edit)[検索](Find)を選択するか、[Ctrl]+[F]キーを押します。

  • [置換]ダイアログ ボックスを開くには、[編集](Edit)[置換](Replace)を選択するか、[Ctrl]+[H]キーを押します。

ヒント:

特殊なプリファレンスを使用して、スクリプトでテキストを検索する際のいくつかのエレメントをカスタマイズすることができます。 詳細については、「検索および置換機能」を参照してください。

編集ペインを消去する

編集ペインのテキストをすべて消去するには、[編集](Edit)[スクリプト編集のクリア](Clear Script Editor)を選択します。

重要:

[スクリプト編集のクリア]では、新しいスクリプト ファイルは開かれません。 保存されているスクリプト ファイルを開いて、編集ペインを消去した場合、[ファイル](File)[名前を付けて保存](Save As)を選択せずに保存すると、ディスク上のファイルが置き換えられます。

新しいスクリプトを開くには、[新規作成](New)ボタンをクリックするか、[ファイル](File)[新規作成](New)を選択します。

ブックマークの使用

スクリプト エディタでの作業中に、ブックマークを設定できます。 ブックマークは、ブックマークを次々にジャンプしながら目的のスポットを探すことができる、プレースフォルダのようなものです。 たとえば、関数への呼び出しと関数定義間でジャンプしたい場合などが考えられます。

これらのコマンドを使用してブックマーク間の設定、削除、および操作ができます。

実行内容

マウス/キー操作

ブックマークの設定と削除

[Ctrl]+[F2]キーで、カーソルが置かれているラインのブックマークのオンとオフを切り替える

次のブックマークへのジャンプ

[F2]キー

前のブックマークへのジャンプ

[Shift]+[F2]キー

ファイル内のすべてのブックマークの削除

[Ctrl]+[Shift]+[F2]

ヒント:

デフォルトでは、ブックマークは Script Editor の編集ペインに、ハイライトされた水色のテキストで示されています。 ただし、Selection Margin スクリプト プリファレンスを使用して、代わりに余白部分に水色の四角印でブックマークを示すように変更することもできます。

ブックマークされているライン(デフォルト インジケータ)

ブックマークされているライン(カスタム インジケータ)