UFO: User Function Objects の略。この API の名前です。 API は、Softimage 用カスタム Fx オペレータの作成に使用されます。
プロセス: イメージ処理プラグイン。 「プロセス」と「プラグイン」は同義語です。
「オン プロセス(on Process)」は、特定のダイナミック ライブラリ(Windows では .dll、Linux では .so)専用の用語です。 プラグインを動作させるには、関数の承諾リスト(ufoProcessDefine() 以外はすべてオプション)と、いずれかのレンダリング コールバック(ufoProcessRenderPixel、ufoProcessRenderLine、または ufoProcessRenderRectangle)を書き出します。
ラスター: 左下隅または右下隅から左上隅または右上隅までに割り当てられたピクセルから構成される、ボトムアップ型の矩形イメージ。 イメージの基点は必ずしも 0,0 であるとは限りません。 ホストはイメージを先に割り当ててからレンダリング関数を割り当てます。このため、それ以降はイメージがサイズ変更不可能になります。 出力イメージ サイズは通常はホストによって計算されますが、もう 1 つのコールバック(ufoProcessCalcDefinedRectangle)をプロセスにより公開して(たとえばサイズ変更プラグインを実装するなどして)、オーバーライドすることもできます。 また、入力イメージの各領域が同一でない場合にそれらの領域のどれが出力イメージの生成に必要かをホストに伝えたいときは、ufoProcessCalcNeedRectangles()もプラグインに実装する必要があります。 たとえば、ブラーの出力計算には通常、入力の領域よりもやや大きい領域を必要とします。 座標はホストによって適宜に自動的に検証されクリッピングされます。
エディタ: プロセスを実行できる一連のコールバック。これらのコールバックによって、プロセスはイメージ ビューアにインタラクティブ ツールを実装することができます。 プロセスは、標準 OpenGL コールを使用して、イメージ上に描かれるどのようなオーバーレイも実装することができます。 ここでは「オーバーレイ」という用語を使用していますが、使用しているのは OpenGL Overlay ではありません。この文脈において「オーバーレイ」は、描かれた内容がすべてイメージ上に描かれることのみを意味します。 表示はパレットの色だけとは限りません。 OpenGL マトリックスは、座標系をピクセル単位で示し、イメージの左下に 0,0、右上にイメージのサイズを示すようにセットアップされます。 ズーミングおよびプロキシスケーリングはビューアで自動的に処理されるので、エディタではその処理を担う必要なしにすべてフル スケールで描くことができます。 ホスト関数 ufoEditorGetPixelSize を使用すると、画面上のピクセルの実サイズが取得されるので、どの表示倍率でもラインが同じサイズを維持できます。