Softimage においてカスタム メニューは、自己インストール プラグインとしてのみ存在します。 カスタム メニューは、ロード時にプラグイン項目のリストに追加され、Softimage セッションの完了後に再び除去されます。
メニュー プラグインを正しく登録するには、プラグインの メニューのコールバックを使用します。このコールバックを使用すると、メニューのインストール方法が自動的に Softimage に伝えられます。 実装ファイル内に実装されている項目の数に関係なく、実装ファイル全体では 1 つの登録エントリ ポイント(XSILoadPlugin)しか存在しません。
Softimage では、このコールバックに基づいて、実装ファイルごとに Plugin オブジェクトが 1 つ作成されます。このコールバックでは、1 つまたは複数の PluginItem オブジェクトが、実装コールバックまたは PluginRegistrar オブジェクトのメソッドを使用して定義されます。 カスタム メニューの場合、RegisterMenu(PluginRegistrar) メソッドを使用します。
XSILoadPlugin コールバックが(Softimage で提供される)入力として取るのは、PluginRegistrar オブジェクトです。この PluginRegistrar オブジェクトを使用して、RegisterMenu メソッドにアクセスできます。 このメソッドが Softimage のコマンドの登録に使用する情報は、次のとおりです。
引数名 |
指定内容 |
---|---|
Anchor |
メニューが表示される場所(「メニュー アンカー ポイントについて」を参照)。 |
Name |
メニューの名前。 これは、メニューおよびサブメニューの識別に使用される名前になります。サブメニューのアンカー ポイントとして表示される名前です(「名前付け: ラベルの使用」を参照)。 |
DisplayAsSubmenu |
True を設定すると、カスタム メニューがアンカー ポイントからのドロップダウン メニューとして表示されます「ネスト構造: サブメニュー」を参照)。 |
Dynamic |
True を設定すると、そのメニューは親メニューが開くたびに再ビルドされます。 |
また、PluginRegistrar オブジェクトを使用して、プラグイン全体に関する何らかの一般情報(コマンド プラグイン項目固有の情報以外の情報)を設定することもできます。 詳細については、「自己インストール プラグイン」を参照してください。