パッケージ ダイアログを使用する

 
 
 

アドオンのパッケージ、編集、インストールには、プラグイン ツリーの使用をお勧めします。 ただし、[アドオンのパッケージ]、[アドオンの編集]、[アドオンのインストール]を使用してこれらの操作を実行することも引き続き可能です。

アドオン パッケージの作成

アドオン パッケージを作成する方法として推奨されるのは、[パッケージ位置]機能を使用することです。

アドオンを UI を介してパッケージングするには

  1. [ファイル](File)[アドオン](Add-On)[パッケージ位置](Package Location)を選択します。 [Package Location Options]ウィンドウが表示されます。

  1. [ソース](Source)テキスト ボックスの横にあるファイル ブラウザ ウィジットをクリックし、アドオンのルート フォルダを選択します。

    注:

    指定できるのは、$user または $workgroup のアドオン フォルダ内に含まれているフォルダのみです。

  2. [デスティネーション](Destination)テキスト ボックスの横にあるファイル ブラウザ ウィジットをクリックし、アドオン パッケージのファイル名を指定します。

  3. このアドオンに関連付けたいすべての情報を入力し、[OK]をクリックしてウィンドウを閉じます。

Script Editor のログ ウィンドウに次のようなメッセージが表示され、操作が成功したか失敗したかが示されます。

// INFO : looking for <userpath>\Addons\XYZ_IK\IKsolver.dll
// INFO : looking for <userpath>\Addons\XYZ_IK\IKsolver.html
// INFO : Packaging: <userpath>\Addons\XYZ_IK
// INFO : Destination: <userpath>\XYZ_IK.xsiaddon
// INFO : Packaging of 2 files complete (0.107 seconds)

アドオン パッケージを編集する

アドオンを編集するには、[パッケージ位置]機能を使用して修正済みアドオン ディレクトリを再パッケージングするのが推奨される方法です。

重要:

アドオン パッケージを編集する前に、そのエレメントがすべてコンピュータ上にあることを確認します。 すべてのコンポーネントが揃っていない状態でパッケージを編集しようとすると、エラー メッセージが表示され、見つからないコンポーネントはアドオン パッケージ内に表示されません。

アドオンのインストール

単一アドオン(ツールバーやキーボード割り当てなど)の場合も、複雑な構造を持つアドオン(コンパイルされたライブラリ/ヘルプ ファイルを含むシェーダなど)の場合も、同じワークフローでアドオンをインストール/アンインストールできます。

アドオン パッケージは、user パス、factory パス、または workgroup パスにインストールできます。 アドオンをインストールするには、ファイル ブラウザ ウィンドウから .xsiaddon ファイルを選択する必要があります。

注:

ワークグループパスは実際にはセミコロンで区切って複数のパスを含めることができます(例: \bob\wkg1;\jill\wkg2;\lucie\wkg3)。このような場合、このワークグループの場所にアドオンをインストールすると、使用可能な最初のワークグループの場所(この例では \bob\wkg1)にアドオンがインストールされます。

アドオンをインストールするには

  1. [ファイル](File)メニューから[アドオン](Add-On)[インストール](Install)を選択します。 [アドオンのインストール]ウィンドウが開きます。

    A

    項目タイプ選択リスト

    B

    メイン選択ボックス

    C

    参照ボタン

  2. [ファイル名](Filename)テキスト ボックスの横の[ブラウズ](Browse) ボタンをクリックします。 ファイル ブラウザが表示されます。

  3. インストールする .xsiaddon ファイルをファイル ブラウザから選択します。 パッケージの項目が[アドオンのインストール]ウィンドウのメイン選択ボックスに表示されます。

  4. 項目[タイプ](Type)選択リストで、インストールに含めたいファイルの種類(レイアウト、プリセット、ライブラリなど)をクリックします。 選択したタイプに一致するファイルのリストがメイン選択ボックスに表示されます。

  5. 各ファイルの左のチェック ボックスをクリックすると、インストールに含めるか含めないかの切り替えができます。 デフォルトでは、すべてのファイルがチェックされています。

    注:

    別の項目に依存しているため、ある項目が選択/選択解除できない場合があります。

    使用できるすべてのアドオン ファイル タイプを選択したい場合は、[すべて選択](Select All)ボタンを使用します。

    また、[選択解除](Select None)ボタンを使用すると、すべてのアドオン ファイルを選択解除できます。

  6. [インストール](Install)をクリックします。 アドオン マネージャが、ユーザのシステムにすでに存在する項目を検出した場合は、各項目について上書きするか確認するメッセージ ボックスが表示されます。

  7. [はい]をクリックすると既存のアイテムが置き換えられ、[いいえ]をクリックするとスキップされます。 各項目が正常にインストールされるか、スキップされると、[アドオンのインストール]ウィンドウが閉じます。

    ヒント:

    .xsiaddon ファイルの内容が、Factory、User、または Workgroup フォルダのどれにインストールされるかは、[ユーザ設定](Preferences)[データ管理](Data Management)[アプリケーション データ パス](Application Data Path)での指定によります。

    この場所でプリセット用のフォルダが検出されない場合は、プリセットは $user フォルダにコピーされます。

アドオンのアンインストール

アドオンをアンインストールするには、.xsiaddon ファイルを選択する必要があります。

注:

アドオン ファイルの個別のコンポーネントをアンインストールすることはできません。 .xsiaddon ファイルとそのコンポーネントすべてが削除されます。

重要:

現在のシーンで適用されたシェーダを含むアドオンをアンインストールする場合は、予測できない動作を回避するため、操作を続行する前に Softimage を再起動する必要があります。 アンインストールするアドオンにシェーダ プラグインが含まれない場合は、Softimage を再起動する必要はありません。

アドオンをアンインストールするには

  1. [ファイル](File)メニューから[アドオン](Add-On)[アンインストール](UnInstall)を選択します。 [アドオンのアンインストール]ウィンドウに、各アドオン ファイルが[名前]、[位置]、[ファイルパス]の 3 列に分けて表示されます。

  2. アンインストールしたいファイルを選択します。 各アドオンの現在の場所(User Add-on、Factory Add-on、Workgroup Add-on)が[位置]列に表示され、フルパスおよびファイル名が[ファイル パス]列に表示されます。

    アドオン パッケージに保存された情報にアクセスするには、[名前]列から .xsiaddon ファイルを選択し、[プロパティ](Properties)をクリックします。

  3. [アンインストール](Uninstall)をクリックすると、Autodesk Softimage からアドオンが削除されます。 ダイアログ ボックスが表示され、アドオン パッケージを本当に削除するか確認します。

  4. [はい](Yes)をクリックすると、アドオン パッケージの削除作業が継続されます。 アドオンとともにインストールされたすべてのファイルが[アドオンのアンインストール]ウィンドウから消え、コンピュータから削除されます。

  5. コンピュータから削除するすべてのアドオンを削除し終わったら、[完了](Done)をクリックしてウィンドウを閉じます。<hbreak/>