Autodesk Showcase 2014 では、Autodesk Design Suite をご利用のお客様、および Automotive のワークフローを対象とした生産性と表示の正確性の改善が多数提供されています。ここでは、Autodesk Showcase 2013 のリリースと比較して、バージョン 2014 に新しく追加された新機能および強化された機能をすべて紹介します。
Showcase 2013 で導入された新機能の一覧については、http://www.autodesk.com/showcase-helpdownload-jpn から該当するリリースのオンライン ヘルプを参照してください。
これらの機能やその他の機能について改善のご提案があれば、次のリンク先からご意見をお寄せください。
このリリースの Showcase で保存されるファイルは、2013 リリース以降に行われた変更をサポートするように設計されています。したがって、2014 リリースでファイルを保存すると、以前のリリース(2013 を含む)では開くことができなくなります。
Showcase 2014 では、Revit のネイティブ ファイル(.RVT)の読み込みをサポートしています。オートデスクでは、Revit のバージョン 2014 のファイルとして保存することを推奨しています。Showcase への読み込みがさらに簡単になります。参照:
レイ トレーシングを使用するときに Adobe Photoshop イメージ(.PSD ファイル)を公開できるようになりました。PSD 出力には次の機能も含まれます。
TIFF ファイルを公開するときには、アルファ チャネルを使用してオブジェクトを分離するオプションもあります。
「重要なビューのイメージを作成する」を参照してください。
ハードウェア レンダリングとレイ トレーシングのアンビエント シャドウの適用は、新規シーンに対して既定でも一貫性がより高くなっています。
レイ トレーシングとハードウェア モードでライティングと反射の違いが大きすぎる場合に変更する柔軟性もあります。これは、次のように[アンビエント シャドウ]ウィンドウを使用してハードウェア モードで実行します。
古いシーンは引き続き作成されたとおりに表示されます。ハードウェア表示スタイルがこれらのシーンとの整合性を高めるには、[ライトを暗くする]をオフにして、[反射を暗くする]を 80% に設定します。
また、シャドウ マップ解像度では、2.0 を大きく上回る非常に高い値もサポートされます。値を大きくするとパフォーマンスに影響を与えることがあるため、慎重に使用してください。
「アンビエント シャドウの詳細設定」を参照してください。
[シーン内のマテリアル]の下にあるフィルタ ボックスを使用してシーンで使用するマテリアルを検索できるようになりました。
「マテリアル インタフェースを操作する」を参照してください。
カスタム反射マップを使用する際に、「反射率およびハイライトの設定」に記載のとおり、[マテリアル プロパティ]ウィンドウの[反射輝度]スライダを使用して輝度を調整できるようになりました(各環境に合わせて調整する必要があります)。
この機能は、Professional バージョンの Showcase でのみ利用できます。
Showcase Professional では、ライティング環境を作成するための HDR Light Studio がサポートされるようになりました。「HDR Light Studio 環境を作成する」を参照してください。
被写界深度とは、イメージでシャープに表示されるシーン内の距離の範囲です。写真のような効果と奥行き感を向上させるためや、フォーカスを合わせたオブジェクトに注意を引き付けるために使用します。「カメラ プロパティ ダイアログ ボックス: カメラ タブについて」を参照してください。
ブルーム、補正、および被写界深度はショットとともに保存されます。ただし、[ショット プロパティ]ウィンドウのオプションを選択または選択解除することによって、指定されたショットの再生に影響するようにするかどうかを選択できます。
Showcase では、Alias プロジェクトを開いたときに次の機能がサポートされるようになりました。
測定されたマテリアルの表示と X-Rite MA98 装置を使用してキャプチャしたフレーク シミュレーションに対していくつかの改善が加えられました。Showcase 2013 リリースでの視覚的機能の向上により、ビジュアライゼーションの完成度がさらに高まりました。