Mudbox では、スカルプト作業やペイント作業のムービーを録画することができます。ムービーは、自分の作業を他人に紹介したり、教育的なビデオを作成して特定のワークフローが実行される様子を示す場合に役立ちます。次のことが可能です。
[ムービーを録画]([レンダリング] > [ムービーを録画])を使用すると、Mudbox で作業しながら画面上のアクションのムービーを録画することができます。
[録画速度]のレートと[再生速度]のレートを、1 秒あたり 15 フレーム(15 fps)など同じ値に設定すると、画面上のアクションをリアルタイムで反映するタイミングのムービーが生成されます。[録画速度]の設定を低いフレーム レートに設定して、比較的高い[再生速度]レートと組み合わせると、低速度撮影のビデオが表示されるように、タイミングが加速されて表示されるムービーが生成されます。これは、画面のアクションをリアルタイムよりも高速に描写するムービーを録画する場合に役立ちます。これらの設定を試して、特定のニーズに合った理想的な組み合わせを見つけてください。
[アイドル時は録画を自動的に一時停止]オプションでは、ツール カーソルがアクティブでないときに常に録画を一時停止することで、不要なフレームの録画を防ぎます。ツール カーソルを再び動かすと、録画が自動的に再開されます。このオプションは既定でオンになっています。
アプリケーション ウィンドウの右下隅には数字のカウントダウン ウィンドウが表示され、録画が開始されようとしていることを示します。録画が開始されると、[ステータス ライン]の右下隅に 2 つの新しいボタンが表示されます。これらのボタンの名前は、録画の状態によって変わります。
録画の状態に応じて表示される[一時停止]ボタンまたは[続行]ボタンをクリックします。たとえば、録画が自動的に一時停止された場合は、[続行]ボタンが表示されます。
完了時には HUD に「ムービー ファイルは作成されました。」というメッセージが表示されます。ムービーの各フレームが保存されて 1 つのムービーにまとめられると、そのムービーは自動的にムービー プレイヤー ウィンドウに表示されて再生できるようになります。
ターンテーブル ムービーを録画すると、指定された時間枠でモデルが 360 度回転するアニメーションが生成され、スカルプチャを多くの視点から表示するのに優れています。
[ターンテーブル ムービーを作成]では、各ムービー フレームがレンダリングされます。これは、[3D ビュー]よりも大きな解像度で高精度のムービーを生成できることを意味します。
[ターンテーブル ムービーを作成]ウィンドウが表示されます。
1 秒あたり 15 フレームのレートで再生される既定の 60 フレームの設定では、4 秒の長さを持つターンテーブル ムービーが生成されます。ムービー プレーヤーをループするように設定すると、ターンテーブルは連続するアニメーションとして再生されます。[タイミング]の値を増減して、特定のターンテーブルに合った理想的な再生スピードを見つけることができます。
完了時には HUD に「ムービー ファイルは作成されました。」というメッセージが表示されます。ムービーの各フレームが 1 つのムービーにまとめられると、そのムービーは自動的にムービー プレイヤー ウィンドウに表示されて再生できるようになります。