モデルを異なるカラーで表示したり、マットや反射の特性を持たせたりするには、そのマテリアルの特性を編集したり適用する必要があります。マテリアルは、モデルのサーフェスがライトに反応して[3D ビュー]にどのように表示されるのかを制御する、モデルに割り当てられるプロパティの集まりです。
マテリアルのプロパティの例としては、カラー、光沢度、透明度などがあります。マテリアルは、ブリンや Lit Sphere などに基づく数学的なアルゴリズムによって分類することもできます。
Mudbox のすべてのモデルには、既定で[Mudbox マテリアル]が割り当てられます。このマテリアルを編集したり、[マテリアル プリセット]トレイから他の既製マテリアルを割り当てたり、独自のカスタム CgFX マテリアルを作成したり、テクスチャ マップを適用することができます。
Mudbox では、ペイント ツールを使用してテクスチャ マップを作成することにより、モデルに直接ペイントすることができます。テクスチャ マップは既存のマテリアルに追加するイメージであり、そのマテリアルの基本プロパティで提供されるレベルを超えて外観を向上します。イメージをペイント レイヤとして読み込むことにより、そのイメージをテクスチャ マップとして使用してバンプの外観を作成したり、ロゴ イメージを適用したり、パターンや大理石のカラー イメージなどを適用することができます。
テクスチャ マップによって、スカルプトするだけでは実現することが難しい視覚的な詳細を追加して、よりリアルな外観を実現することができます。
Mudbox には次の CgFX ベースド マテリアル タイプが用意されています。
[マテリアル プリセット]トレイからいくつかの既製マテリアルを利用できます。トレイ内のアイテムをクリックして、そのアイテムを[3D ビュー]内のアクティブなモデルに適用します。これらはマテリアルを取り扱ったことがないユーザに役立ちます。
このマテリアルは[Blinn]および[Lafortune]シェーディング モデルの両方を表すことが可能で、イメージ ベースド ライティングを指定するためのオプションを備えています。これは推奨の基本マテリアルであり、Mudbox のモデルに割り当てられる既定のマテリアルです。
モデルにテクスチャをペイントしたり割り当てたりする場合は、このマテリアルを使用する必要があります。このマテリアルは、拡散、鏡面反射光、光沢、鏡面反射光 2、光沢 2、バンプ、および反射のためのテクスチャ チャネルを提供します。
このマテリアルは単純なブリン シェーディング マテリアルを表し、古い、サポートされていない、または低性能のグラフィックス カードを搭載したコンピュータで使用することにより、スカルプトや基本カラーのプロパティを提供することができます。3D ペイントのためのテクスチャ チャネルの機能は提供していません。
このマテリアルは CgFX ファイルですが、マテリアルを定義する「Lit Sphere」 Technique も備えています。
このマテリアルは CgFX ファイルの例です。このマテリアルは、独自の CgFX ファイルおよびマテリアルを作成する際のテンプレートとして使用します。
