ペイントされたテクスチャの詳細をぼかす

ぼかしブラシの使用に関する注意

テクスチャ アーティストは[ぼかし]ブラシを使用することで、テクスチャ マップをイメージ編集アプリケーションに書き出すことなく、3D モデルのローカライズされた領域をぼかすことができます。[ぼかし]ブラシで最良の結果を得るには、次のことに注意してください。

• [ぼかし]ブラシは、[3D ビュー]をキャプチャしてぼかしイメージを計算する、スクリーン ベースの操作として機能します。また、スクリーン イメージを変更する操作を実行しても、再計算が行われ、参照イメージが更新されます。これには、[3D ビュー]のドーリー、タンブル、またはトラックや、ペイント レイヤの可視性の切り替え、オブジェクト リスト内のフィーチャへのアクセスなどが含まれます。Mudbox では、[ぼかし範囲の半径]プロパティを調整した場合にも、再計算が行われ、イメージが更新されます。再計算中に、わずかに一時停止する場合があります。
• カメラの位置とモデルとの関係は、ぼかし効果に影響を与えます。つまり、[3D ビュー]内でドーリーやズームを行うと、他のぼかしブラシのプロパティが一定であっても、ぼかし効果に影響します。そのため、同じぼかし効果を得るために、カメラをドーリーした後で、[ぼかし範囲の半径]の値を調整しなければならない場合があります。
• 最良の結果を得るために、ぼかしブラシを使用する場合は、[テクスチャ フィルタを使用]をオンにします。
• ぼかし効果は、現在選択しているレイヤに対してのみ適用されます。一部のペイント レイヤでブレンド モードがアクティブになっている場合は、レイヤ スタック内で選択したレイヤの上位のレイヤによって、結果がオクルードされることがあります。その場合は、このツールを使用するときに必要がない他のレイヤをオフにしてください。
• さまざまな状況で、ぼかしアーティファクトが発生する場合があります。たとえば、ブラシ リングが[3D ビュー]のエッジと交差する場合には、その箇所のぼかしにハード エッジが生じます。テクスチャ上でカラーを誤って編集するのを防ぐには、モデルのシルエット エッジ上で、またはカメラ ビュー プレーンの方向を向いていないモデルの領域上では、ブラシ リングをドラッグしないようにします。