残りのテクスチャは、手動でロードするまで表示されません。アンロードされているテクスチャ タイルには、[3D ビュー]で、アンロードされている状態を示すランダム カラーが自動的に割り当てられます。UV タイルがロードされていないモデルの領域上にペイントしようとすると、Mudbox によって 3D ビューにメッセージが表示されます。
複数の UV タイルを含むモデル上で解像度が非常に高いテクスチャを操作すると、ペイント レイヤの数と解像度によっては、すべてのテクスチャを同時に表示するよう設定している場合に、限られたグラフィック メモリを短時間で使い切ってしまうことがあります。
複数の UV タイルを含むモデル上で効果的に作業できるよう、Mudbox は、テクスチャの表示を自動的に最適化します。Mudbox で最低 1 つのペイント レイヤがある複数の UV タイルを含むモデルが開かれているときは、モデル上で 1 つのテクスチャ
タイルのみを[3D ビュー]に表示するよう設定されています。デフォルトで表示されるテクスチャ タイルは、UV テクスチャ スペースにある UV の原点への距離によって決定されます。つまり、最も近いタイルは 0、原点 0 がデフォルトで表示される最初のタイルです。
目的 |
操作 |
モデル上のテクスチャ ファイルの表示を切り替える
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カーソルをテクスチャ タイル領域に置き、上矢印キー を押します。
これにより、すべてのペイント チャネルに対して、この 1 つのタイル領域のテクスチャの表示をオンまたはオフに切り替えることができます。テクスチャ タイルがオフのときは、テクスチャの場所にランダム カラーが表示され、その領域の UV タイルが現在アンロードされていることが示されます。
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モデル上のすべてのテクスチャ タイルを非表示にする
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+ ([Ctrl]+下矢印キー)を押します。
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モデル上のすべてのテクスチャ タイルを表示する
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+ ([Ctrl]+上矢印キー)を押します。
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注:テクスチャ タイルの表示を切り替えるデフォルトのホットキーは、[ウィンドウ]>[ホットキー]を選択して変更できます。
アンロードされている UV タイプをランダム カラーで示すことにより、次のことを確認できます。
- Mudbox が現在 UV タイルの表示を最適化し、ビデオ メモリを節約している。また、複数の UV タイルがモデル上に存在することも示しています。
- モデル上での各テクスチャ タイルの位置関係と、特定のタイルに割り当てられているモデルのパーツ。
- 現在モデル上にロードまたはアンロードされているテクスチャ タイル。これにより、ペイントするときに必要に応じて、任意のテクスチャ ファイルを選択してロードまたはアンロードできます。
警告:モデル上のテクスチャ ファイルの数と解像度によっては、すべてのテクスチャ タイルを表示すると、コンピュータのグラフィック メモリを急速に使い切ってしまい、操作上のパフォーマンスが低下する場合があります。テクスチャ メモリの最適化の詳細については、「
グラフィック メモリの最適化」を参照してください。