OpenGL プリファレンス

 
 
 

Preferences ウィンドウに、OpenGL® プリファレンスの設定が追加されました。

OpenGL プリファレンス設定は次の項目で構成されます。

OpenGL プリファレンスにアクセスするには:

  1. メニュー バーから Settings Preferences を選択します。
  2. Preferences ウィンドウで、OpenGL プリファレンス オプションをクリックします。

    OpenGL プリファレンス設定が表示されます。

    OpenGL プリファレンス設定

Display Format には、OpenGL Viewer Info 設定と、立体視効果にステレオ バッファを使用する機能が含まれています。OpenGL Viewer Info ウィンドウを参照してください。

Share Display List プリファレンス設定では、Share Display List の既定値を設定します。次の表では、Share Display List プリファレンスの各種設定について説明します。

Share Display List 設定

説明

Use Share Display List

Use Share Display List メニューでは、ディスプレイの使用に関するオプションを選択します。Test を選択すると、セッション全体について 1 回だけスタティック ジオメトリがビデオ ドライバ/カードに送信されます。これによってスタティック ジオメトリの表示を高速化でき、しかも表示の際にスキンやシェイプ設定したモデルへの影響はありません。問題のある、または古いビデオドライバ/カードを使用している場合に限り、プルダウン メニューの No を選択してください。既定のオプションでは Test に設定されています。

Use Display List For Curves

Use Display List For Curves オプションをオンにして Hardware acceleration をアクティブにすると、FCurves ウィンドウでカーブを表示することができます。既定のオプションではオンに設定されています。

Use Display List For Surfaces

Use Display List For Surfaces オプションは Use Share Display List と似ていますが、パッチと NURBS に適用される点が異なります。Use Share Display List メニューから Test を選択し、Use Display List For Surfaces オプションをオンにすると、変形されていないパッチおよび NURBS でこの表示リストが使用されます。問題のある、または古いビデオ ドライバ/カードを使用している場合に限り、このオプションをオフにしてください。既定のオプションではオンに設定されています。

Use Line Stipple

Use Line Stipple オプションでは、領域選択やカメラセーフ領域で点線/破線を使用できます。問題のある、または古いビデオ ドライバ/カードを使用している場合に限り、このオプションをオフにしてください。一部の最新のビデオ ドライバ/カードで、ライン点描の使用時にマシンがフリーズする障害が見られる場合がありました。こうした障害は通常、グローバル アンチエイリアシングを使用している場合に起きています。既定のオプションではオンに設定されています。

Video in Camera Background プリファレンス設定にある Drawing Method メニューから、既定として使用するカメラのバックグラウンド表示の種類を選択します。次の表では、Video in Camera Background プリファレンスの各種設定について説明します。

Video in Camera Background 設定

説明

Test

表示する前に、カメラのバックグラウンド イメージをテクスチャ メモリにロードします。静止イメージを表示する場合、この方法が最適です。この設定が既定で選択されています。

Texture

表示する前に、カメラのバックグラウンド イメージをテクスチャ メモリにロードします。静止イメージを表示する場合、この方法が最適です。

Draw

ビデオ イメージの場合は、テクスチャ メモリを使用しない Draw オプションを使用します。Draw オプションは、バックグラウンド イメージをメイン メモリからビデオ メモリに転送します。テクスチャ ビデオ メモリは、ビデオ フレームが変更されるたびに更新されます。Reflection On Video オプションを使用したほとんどの場合や、ビデオでテクスチャ ジオメトリを使用する場合は、これが最も早い方法です。

カメラのバックグラウンドについての詳細は、Back Plate ペインを参照してください。

Hardware Anti-aliasing プリファレンス設定では、Viewer ウィンドウの表示とレンダリング出力のアンチエイリアシングを指定することができます。

Hardware Anti-aliasing 設定

説明

Viewer Samples

Viewer 表示にアンチエイリアシングを適用します。既定の設定は 1 に設定されています。

Render Samples

レンダリング サンプルにアンチエイリアシングを適用します。既定では 4 に設定されています。

注:シーンをレンダリングする前に、Render ウィンドウで、Render Display Options の Enable Antialiasing をオンにして、レンダリング出力でアンチエイリアシングを最適化してください。