Record and Play オプション

 
 
 

デバイスは、ライブ データまたは記録済みテイクに基づいて動作します。デバイスを有効にすると、記録と再生オプションにデバイスの設定が表示されます。これにより、デバイスの Online、Live、および Recording 状態を設定することができます。

A. Device 設定の Record and Play オプション。

これらのオプションは、デバイスがライブで使用されるのか、記録されるのか、または記録済みのデータを使用するのかを決定します。すべてのデバイスまたは選択したデバイスのプロパティに対して、オプションを設定することができます。

注: お使いのデバイスに関するセクションにも目を通して、記録についてより正確な知識を身に付けた上での操作をお勧めします。

Online

Online オプションを使用して、各デバイスのオン/オフを切り替えます。記録と再生オプションでデバイスが「オンライン」の場合は、デバイスが有効にされ、MotionBuilder で使用できる状態にあります。

デバイスをオフにすると、MotionBuilder にライブ データが送信されません。デバイスをオンにしようとしても、デバイスがオフのままで切り替えできない場合は、MotionBuilder がデバイスを見つけられないか、ポートが他のデバイスによって使用されていることを意味します。

Live

再生モードはライブモードと記録済みモードの2種類です。ライブ モードをオフにすると再生モードは記録済みモードになり、現在のテイク、デバイス、あるいはバウンド モデルからデータが取り込まれます。現在のテイクは Transport Controls ウィンドウに表示されます。

ライブ モードをオンにすると、再生モードが Live に設定され、データは、記録済みテイクからではなく、デバイスから直接入力されます。

注: Live と Recording の再生モードは、出力のみのデバイスでは使用できません。

Recording

デバイスの Recording オプションをオンにすると、デバイスから現在のテイクにデータを記録できます。デバイスからすべてのデータを記録するか、個々のアトリビュートを選択して記録することができます。

たとえば、マウスからのデータを記録していて、Y 軸からのデータのみをキャプチャする場合、Y 座標の Recording をオンにして、X 座標の Recording をオフにすることができます。

Model Binding

特定のデバイスでは、Model Binding 領域に次の Record and Play オプションが表示されます。

一部のデバイスは、特殊なモデルにリンクすることができます。これをデバイス バインディングといいます。選択したデバイスがデバイス バインディングをサポートしている場合、Record and Play オプションの下に Model Binding という見出しとメニューが表示されます。

デバイスをバインドすると、デバイスから記録されたすべてのデータはバウンド モデルに適用されます。デバイス バインディングをサポートする各デバイスには、同じようなバインディング オプションが含まれています。これらのオプションの設定は、使用するデバイスにかかわらず同じになります。

選択したデバイスをバインドするには、Model Binding フィールドからバウンド モデルを選択するか、Create を選択して新しいモデルを作成します。Create を選択してバインディング モデルを作成し、バウンド モデルとして選択します。このモデルの名前は、デバイス名に連番を付けたものになります。

デバイスによって、バウンド モデルはセンサのグループ、1 つのヌル、または Viewer ウィンドウ内の 1 つのスケルトン構造として表示されます。バウンド モデルは、Schematic ビューでは階層として表示されます。

Schematic ビューの バウンド モデル

Device Information

Device Information 領域は、MotionBuilder と通信しているデバイスの設定には必ず表示されます。

これは、接続されたデバイスの状態を示す領域です。エラーが発生したりデバイスが見つからない場合、この領域に、“Offline”または“Recording”といった該当するメッセージが表示されます。

Device Settings ペインの Status Messages 列にも同じメッセージが表示されます。詳細は、「Status」を参照してください。