Aim コンストレインの設定

 
 
 

Aim コンストレインを使用すると、オブジェクトを他のオブジェクトの方向に向けることができ、カメラの注視点と同様のエフェクトが得られます。

Aim コンストレイン

Aim コンストレインには、次のオブジェクトが必要です。

Constrained object

Aim At Object の位置に基づいた方向を持つアセット、モデル、またはその他のオブジェクトです。「子」オブジェクトとも呼ばれます。

Aim At Object

Constrained Object の位置の基準となるオブジェクトです。このコンストレインには複数の Aim At Object を使用できます。

World Up Object

オブジェクトの Up 回転を定義する方向を持つアセット、モデル、またはその他のオブジェクトを選択できます。

注:Aim コンストレインを機能させるために、必ずしも World Up Object を指定する必要はありません。

プロパティ設定

次の Aim コンストレインの設定は、Scene Browser 内でコンストレインを選択したときに、Properties ウィンドウにのみ表示されます。

Properties ウィンドウ設定 機能
Aim Vector コンストレインされたオブジェクトが向く特定の XYZ 軸を設定できます。Aim Vector を展開すると、個々の X、Y、Z 軸が表示されます。
Up Vector オブジェクトの Up 回転を定義する方向を持つオブジェクトに対して、特定の XYZ 軸を設定できます。Up Vector を展開すると、個々の X、Y、Z 軸が表示されます。
Rotation Offset オブジェクトの Up 回転を定義する方向を持つオブジェクトに対して、特定の XYZ オフセットを設定できます。Rotation Offset を展開すると、個々の X、Y、Z 軸が表示されます。
World Up Type オブジェクトの Up を定義する方向を持つアセット、モデル、またはその他のオブジェクトです。World Up Type として指定できるオブジェクトに関する詳細は、「World Up Type 設定」を参照してください。
Up Vector Up Vector の X、Y、Z 座標を指定できます。
World Up Object  コンストレインされたオブジェクトの Up を定義する方向を持つアセット、モデル、またはその他のオブジェクトです。これは、Navigator ウィンドウの Aim コンストレインの設定の World Up Object セルと同じ設定です。この設定は、Object Up または Object Rotation Up のいずれかを World Up Type として選択している場合にアクティブになります。
Constraint Axes Affect X、Y、または Z 軸オプションを有効にして、Aim コンストレインが影響する軸を割り当てます。
[Object] Weight Weight 設定を調整すると、ソース オブジェクトがコンストレインされたオブジェクトに与える影響の程度を設定して、コンストレインの「ブレンド」を作成できます。それぞれの Aim At Object には Weight スライダがあるため、そのオフセットを修正できます。