Voice デバイス設定

 
 
 

Voice デバイス設定には、しきい値の設定、ボイス パラメータの指定、音声の性別の設定、および Voice 設定の保存と削除を行うコントロールが含まれます。

Voice デバイス設定 A. しきい値メータ B. サウンド パラメータ

しきい値メータおよびしきい値スライダ

しきい値メータは、Voice デバイスでのオーディオ入力を図で表します。オーディオ入力の音が大きいほど、しきい値メータも上昇し、無音のときにはゼロになります。

しきい値スライダでは、しきい値レベルを設定して、オーディオのノイズを消すことができます。「オーディオのしきい値を設定する」を参照してください。

A. しきい値メータ B. しきい値スライダ

サウンド レベルがこのしきい値スライダを下回る場合は、Voice デバイスはこの信号をセリフとみなさずに、すべての音素値をゼロに設定します。

Active

Active を有効にすると、デバイスに追加されたすべての音素とインスツルメントがアクティブになります。

Source メニュー

オーディオ ソースを指定します。Voice デバイスは、ライブ オーディオ入力および録音された .wav ファイルと使用することができます。

Channel メニュー

ステレオ ファイルを使用して作業するときに表示するチャネルを指定します。

注:

オーディオ ソースにトラックが 1 つしかない場合(モノラル)、チャネルは無効になります。

Add ボタン

Voice Parameter Selection ダイアログ ボックスを開くと、Voice デバイスにサウンド パラメータを追加できます。「 Voice Parameter Selection ダイアログ ボックス」を参照してください。

Remove ボタン

Voice デバイスから選択したサウンド パラメータを削除します。「サウンド パラメータを削除する」を参照してください。

Import ボタン

クリックすると、Voice 設定が開きます。

Voice デバイス設定を保存およびロードする」を参照してください。

Export ボタン

クリックして現在の Voice デバイス設定を .fbx フォーマットで保存します。

Voice デバイス設定を保存およびロードする」を参照してください。

Gender メニュー

Gender メニューを使用して、発音されている母音を正確に分析します。「Voice デバイスで性別を指定する」を参照してください。

Voice デバイス設定 A. Gender メニュー

Clear ボタン

クリックして Voice デバイス設定のすべてのサウンド パラメータを消去します。

サウンド パラメータを削除する」を参照してください。

サウンド パラメータ設定

Voice デバイスのサウンド パラメータには、音素とサウンドのプロパティを測定するさまざまなインスツルメントが含まれます。

すべてのサウンド パラメータには、値の表示領域、フィルタ スライダ、ウェイトの値、および Active ボタンがあります。サウンド パラメータ値を調整することによって、次のことが行えます。

オプション 説明
音素の値 音素の値は、各サウンド パラメータにスライダと数値の 2 つの形式で表示されます。音素の値は、オーディオ入力から取得した情報を表示しているので、Voice デバイスで変更することはできません。
フィルタ スライダ フィルタ スライダを調整すると、音素の移行をスムーズに行うことができます。「音素の移行を滑らかにする」を参照してください。
ウェイト付けの値 各サウンド パラメータのウェイト付けの値により、個々の音素を、話しているモデルにどの程度反映させるかを指定します。「モデルのフェースの動きを洗練させる」を参照してください。
Active それぞれのサウンド パラメータを有効にします。
注:

サウンド パラメータを無効にすると、そのパラメータの設定を変更することはできません。