新機能のキャラクタ セットアップ ツール
新しい Character Controls ウィンドウと Characterization Tool により、キャラクタ ワークフローが改善されました。
|
ウィンドウ
新機能の Character Controls ウィンドウは、コントロール リグの FK エフェクタおよび IK エフェクタと相互作用するためのビジュアル インタフェースを提供します。
Character Controls では、作業対象を全身、特定のボディ パーツ、または現在の選択内容のみにするかどうかに応じて、異なる操作とキーイング モードを有効にすることができます。Figure 表示では、キーイング、リーチ、プルの値に対してキャラクタのどの部分がアクティブになるかを示す、継続的なビジュアル
フィードバックが提供されます。
他にも、コントロール リグ エフェクタを即座に固定/固定解除し、補助エフェクタとピボットを作成し、コントロール リグとそのリターゲッティング ソース間でリーチとプルのプロパティを調整するコントロールがあります。
|
|
Characterization Tool
新しい Characterization Tool は、キャラクタの構造をマップおよび定義するための、よりビジュアル化された改善ツールをキャラクタ アニメータに提供します。他の Autodesk アプリケーションと一貫性を保つように設計され、Characterization
Tool は、改善されたエラー レポート機能や直感的なビジュアル インタフェースを使用して、キャラクタ アニメーション パイプラインを強化します。
|
新しい Actor Controls ウィンドウ
|
新しい Actor Controls ウィンドウはビジュアル インタフェースが改善され、新しい Character Controls ウィンドウの外観と使用感が反映されています。
|
新機能のキャラクタ ソルバ
MotionBuilder の既定のキャラクタ ソルバが HIK 4.5 になりました。
Maya の相互運用性
Send to コマンドを使用すると、MotionBuilder と Maya の間でキャラクタ データを転送できます。 これにより、キャラクタを Maya から書き出して FBX に読み込みし、そこから MotionBuilder に読み込みする必要がなくなりました。MotionBuilder
の File メニューに Send to Maya コマンドを表示するには、コンピュータに最新バージョンの Maya をインストールしておく必要があります。
3ds Max の相互運用性
Send to コマンドを使用して、MotionBuilder と 3ds Max の間でキャラクタ データを転送できます。つまり、二足歩行、スケルトン、またはキャラクタを 3ds Max から MotionBuilder に読み込みするためにそれらを
FBX に書き出する必要がありません。MotionBuilder の File メニューに Send to 3ds Max コマンドを表示するには、コンピュータに 最新バージョンの 3ds Max をインストールしておく必要があります。
ダイナミック ベイキング
ダイナミック ベイキングにより、新しいシングルステップの相互運用性コマンドを使用して、オブジェクトをリモート アプリケーションに送信する前にベイク処理が必要なコンストレインを自動検出します。
マーカー タイプ
マーカーのプロパティ リストに新しいタイプが追加されました。マーカーを立方体、球面、正方形、円、Hard Cross、Light Cross、ボックス、またはボーンといった任意のマーカー タイプとして表示できます。