1 つのシーンに複数のアニメーション レイヤを作成し、それらをブレンドすることができます。レイヤを作成すると、キーフレーム アニメーションを整理したり、元のアニメーション カーブを上書きすることなくアニメーションの上に重ねる形でキーフレームを設定したりできます。
アニメーション レイヤはシーン内のアニメーションを保持しており、各レイヤにはユーザが設定したキーフレームが保存されます。アニメーション レイヤ エディタでは、アニメーション レイヤはスタックされて(積み重ねて)表示されます。これらのレイヤが各種設定に従ってブレンドされ、最終的なアニメーションがシーンで再生されるというわけです。
たとえば、キャラクタが走ったりジャンプしたりするアニメーション シーケンスをロードし、その上にアニメーション レイヤを作成して、ジャンプの動きに修正を加えてみることができます。まず、オリジナルのアニメーションを見て、キャラクタの Y 軸方向の動きを大きくしたい箇所を特定します。続いて、作成したレイヤ上にキーを設定して Y 軸方向の移動を修正し、ジャンプがどのように変化するかを確認します。ジャンプの動きが満足いくものになったら、アニメーション レイヤをマージします。オリジナルのアニメーションに戻したい場合は、作成したレイヤを削除します。
MotionBuilder では、アニメーション レイヤを使用して次のようなことが行えます。
アニメーション レイヤ エディタでは、次のようなことが行えます。
