スタンドアローン アプリケーションには、アプリケーションのメイン ルーチンが組み込まれており、API コールによってバッチ モードで Maya にアクセスします。スタンドアローン アプリケーションは、プラグインとは若干異なる方法でコンパイルされていますが(デバッガを使用してプラグインをデバッグするを参照)、プラグインと同じ API を同じように使用します。
注:(Linux)いずれかのスタンドアローン アプリケーションを実行するには、環境変数 MAYA_LOCATION と LD_LIBRARY_PATH を設定する必要があります。MAYA_LOCATION は 「/usr/autodesk/maya」(または、その他
Maya のインストール先の場所)、LD_LIBRARY_PATH は「$MAYA_LOCATION/lib」に設定してください。
これらの変数を設定しないと、スタンドアローン アプリケーションの起動時にエラーが発生します。
次のサンプル アプリケーションで、スタンドアローン アプリケーションを作成、使用する方法を例示します。
helloWorld
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必要な「hello world」のサンプル。
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surfaceCreate
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スタンドアローン アプリケーションに変換された surfaceCreateCmd プラグイン。
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surfaceTwist
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スタンドアローン アプリケーションに変換された surfaceTwistCmd プラグイン。
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readAndWrite
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Maya シーン ファイルを読み取り、異なるファイルに再び書き込むアプリケーション。Maya シーン ファイルを旧バージョンから更新する際に大変便利です。
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asciiToBinary
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ASCII フォーマットの Maya シーン ファイルを読み取り、バイナリ ファイルとして再び書き込むアプリケーション。
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