トランスフォームとシェイプ
 
 
 

DAG ノードは、DAG 内では単純に構成要素です。親、兄弟、子を持ち、その存在を認識することはありますが、その変換やジオメトリを認識するとは限りません。トランスフォームとシェイプは、DAG ノードから派生する 2 種類のノードです。トランスフォーム ノードは変換(移動、回転、スケール)を処理する DAG ノードのタイプであり、シェイプ ノードはジオメトリを処理する DAG ノードのタイプです。シェイプ ノードは変換情報を維持せず、ジオメトリがトランスフォーム ノードの下になることはありません。したがってすべてのジオメトリには、自分自身の上に 2 つの DAG ノードが必要です。つまり、すぐ上にシェイプ ノード、シェイプ ノードの上にトランスフォーム ノードが必要です。

例:

MFnDagNode: 親の数とノードの親を判断するメソッドがあります。

MFnTransform: トランスフォーム ノード上で動作する関数セット(MFnDagNode から派生)で、回転、移動、スケールなどの変換を取得して設定するメソッドがあります。

MFnNurbsSurface: さまざまなシェイプ ノード上で動作する多数の関数セットの中の 1 つです。MFnDagNode から派生しますが、MFnTransform からは派生しません。サーフェスの CV などを取得して設定するメソッドがあります。