トラブルシューティング: レンダーされたイメージが、インタラクティブなウィンドウ表示と一致しない

 
 
 

まれなことですが、レンダーされたイメージとインタラクティブ ウィンドウに表示されたものが一致しない場合があります。ノードが異なる順番でチェックされた場合、ディペンデンシー グラフ(Dependency Graph)での解法の違いが原因のこともあります。

最も一般的に考えられるのは、複数のマシン間で分散レンダリングした結果が整合性に欠ける、アニメーション範囲内の任意のフレームだけがレンダーされる、あるいはモーション ブラーを使用したレンダリングの結果がモーション ブラーなしのレンダリングの結果と異なる、などです。

望ましくないレンダーの一致結果を生み出す可能性があるシーン要素は次のとおりです。

解決方法

レンダラは、フレームのレンダー直前に MEL プロシージャを起動できます。MEL プロシージャを作成(または検索)して、中間のスキップされるフレームを強制的にチェックします。このスクリプトに preFrameProc.mel という名前を付けます。このスクリプトは、レンダー設定 > レンダー オプション > プリ レンダー MEL (Render Settings > Render Options > PreRender Mel)テキスト フィールドで指定します。

MEL スクリプトを使用するには

  1. preFrameProc.mel という名前の MEL スクリプトを作成し、Maya スクリプト ディレクトリに入れます。
  2. レンダー設定 > レンダー オプション(Render Settings > Render Options)にあるプリ レンダー MEL (PreRender Mel)フィールドに preFrameProc を入力します。

    モーション ブラーを使用しているときは、アニメーションをベイクしなければならない場合があります。