各エミッタのアトリビュート エディタ(Attribute Editor)には、独自のテクスチャ放出アトリビュートがあるため、各エミッタが単一のパーティクル オブジェクトを使用する場合でも、各エミッタによって放出されるパーティクルに異なるテクスチャ(またはカラー)を適用することができます。
この方法を使用すると、単一のパーティクル オブジェクトにさまざまなカラーをレイヤ化することができるので、煙や火のような複雑なパーティクル エフェクトを作成することが容易になります。カラーおよび不透明度は上記のようにエミッタごとにテクスチャ放出アトリビュートが用意されていますが、それ以外のアトリビュートに関してはそのパーティクル オブジェクトのアトリビュートを使用してパーティクルを放出することができます。
たとえば、2 つのサーフェス エミッタをプレーンに追加して、それらのエミッタを 1 つのパーティクル オブジェクトに接続させます。1 つのエミッタには白黒のチェッカ テクスチャ、もう一方のエミッタには紫から黄色に変化するランプ テクスチャを適用します。この場合、これらのパーティクルは単一のパーティクル オブジェクトとして扱われます。適切なアトリビュートを設定すれば、どのレンダー タイプのパーティクル(たとえば球)でも放出させることができます。