MEL スクリプトをホットキーに割り当てる

 
 
 

MEL スクリプトをホットキーに関連付けるには、まずスクリプトを使用可能なホットキー コマンドのリストに追加し、それから作成したコマンドにホットキーを割り当てます。

  1. ウィンドウ > 設定/プリファレンス > ホットキー エディタ(Window > Settings/Preferences > Hotkey Editor)を選択します。
  2. コマンドはカテゴリにグループ化されています。カテゴリ(Categories)リスト内でスクリプトを追加するカテゴリ名をクリックします。
  3. ホットキー エディタ(Hotkey Editor)の下部のコマンド領域で、新規(New)をクリックします。
  4. 新しいコマンドの名前(Name)説明(Description)を入力します。
  5. コマンド(Command)テキスト フィールドで、ホットキーが実行する MEL コマンドを入力します。
  6. 適用(Accept)ボタンをクリックします。
  7. キーの名前をキー(Key)テキスト フィールドに入力し、ホットキーに割り当てる任意のモディファイアをオンにします。

    たとえば、テキスト フィールドに m と入力し、Alt 設定をオンにして、マーキング メニューを + m に割り当てます。

    これらの設定を編集すると、現在ホットキーに割り当てられているコマンドがある場合、それが表示されます。コマンドが変更されても構わないときだけ、ホットキーを割り当ててください。

  8. キー操作(Direction)オプションを設定します。プレス(Press)を選択すると、キーを押したときに Maya はコマンドを実行します。リリース(Release)を選択すると、キーを放したとき Maya はコマンドを実行します。

    プレス(Press)とリリースの違いは、たとえばホットキーをスナップ モードに割り当てるような場合に重要です。スナップ モードをオンにするコマンドをプレス(Press)に、スナップ モードをオフにするコマンドをリリース(Release)に割り当てる必要があります。

  9. 割り当て(Assign)をクリックします。

    設定したホットキーに既にコマンドが割り当てられている場合、Maya はそれをオーバーライドするかどうか確認します。

MEL スクリプトの例

次の MEL スクリプトを使用し、x-ray とワイヤ/シェーディング モードの切り替えを作成することができます。

スクリプト 1:

/MEL to toggle xray mode on/off
//map to a hotkey
//get the current panel as xray mode works per panel
$currentPanel = `getPanel -withFocus`;
//get the state of xray mode (either on or off)
$state = `modelEditor -q -xray $currentPanel`;
//set it to the opposite state
modelEditor -edit -xray (!$state) $currentPanel;

スクリプト 2:

//MEL to toggle cameras and image planes on/off
//map to a hotkey
$currentPanel = `getPanel -withFocus`;
$state = `modelEditor -q -cameras $currentPanel`;
modelEditor -edit -cameras (!$state) $currentPanel; 

関連項目