API の新機能

レンダリング

Maya 2014 用の新しいインタフェースには、次の項目が含まれます。

• MPxShadingNodeOverride および MPxSurfaceShadingNodeOverride - プラグイン ソフトウェア シェーディング ノードがビューポート 2.0 の他のソフトウェア シェーディング ノード、およびシャドウや透明度などのビューポート エフェクトと相互に作用できるようにします。
• MPxSubSceneOverride - 多数の独立した描画可能オブジェクトを生成するために必要となる、ビューポート 2.0 のプラグイン DAG ノード(gpuCache プラグイン DAG ノードなど)を表すために専用に最適化されています。

また、Maya 2014 には OpenMaya Render の数多くの機能拡張が含まれています。

詳細については、http://www.autodesk.com/me-sdk-docs にある Maya API マニュアルを参照してください。

シーン アセンブリ

Maya に、新しいシーン アセンブリ API を使用する新しいシーン アセンブリ システムがプラグインとして導入されました。シーン アセンブリ API により、拡張機能のあるカスタム シーン アセンブリ ノードの展開が可能になり、既存のコンテンツ開発パイプラインのプロセスやツールとの統合も可能になります。詳細については、Maya API マニュアルの MFnAssembly クラスを参照してください。

メタデータ

小規模なコマンド セットを備えた新しいメタデータ API では、Maya ノードおよび Maya メッシュ オブジェクトのコンポーネント(頂点、フェース、エッジ、頂点フェース)にアタッチできる任意の数のメタデータ構造の定義と作成をサポートしています。作成されたメタデータは、ノードへのアタッチを維持しながら、Maya DG の特定の操作でフローできます。メタデータは、特定の Maya コマンドや API を介して後で調査や修正を行うことが可能であり、セッション全体を通して Maya ファイルに保存されます。