このサンプル ワークフローでは、稲光から始まり雨で終わるアニメーションのオーディオの設定方法について説明します。稲妻が光った後に雷が鳴り、雨の音で終わるように設定するとします。サウンド ファイルには、thunderstorm.aiff と rainstorm.aiff
の 2 つがあります。
次の手順では、アニメーションに 2 つのサウンド ファイルを読み込んで再生する方法について説明します。
アニメーションで複数のオーディオ ファイルを再生するには
- 以下のいずれかの操作を実行して、thunderstorm.aiff と rainstorm.aiff のサウンドファイルを読み込みます。
- メイン メニュー バーからファイル > 読み込み(File > Import)を選択します。ファイル ブラウザで、読み込むサウンド ファイルの名前を選択します。
- ファイルをファイル ブラウザから Maya のモデリング ビューのいずれか、または上にドラッグします。
2 つのサウンド ファイル用にオーディオ ノードが作成され、各サウンド ファイルを表す実線がに表示されます。
これでサウンド ファイルが読み込みされ、再生時のタイミングを調整できるようになりました。
- をクリックし、 > を選択します。
雷鳴のオーディオ ノード アトリビュートがに表示されます。
- 値を 72 に設定します。
この設定によって、雷鳴のオーディオがフレーム 72、つまりアニメーションの 3 秒目に再生されるため、稲妻のアニメーションが再生された直後に最初の雷鳴がとどろきます(既定のが 24 フレーム/秒の場合での 3 秒です)。
ヒント:
(再生コントロールのそば)をクリックしてプリファレンスを開き、をに設定します。
これで、雷鳴の音波がのフレーム 72 に表示されます。
- をクリックし、 > を選択します。
- で、暴風雨オーディオ ノードの値を 120 に設定します。
これで、雨のサウンドがフレーム 120、つまりアニメーションの 5 秒目に始まります。
- ボタンをクリックして、アニメーションを再生します。