流体キャッシュ フレームの置き換えオプション(Replace Fluid Cache Frames Options)ウィンドウで指定された現在選択されている流体エフェクトのキャッシュ フレームを置き換えます。これにより、流体キャッシュ ファイル内の個々のキャッシュ フレームを計画的に置き換えることができます。たとえば、オブジェクトの一部を特定のフレームで再シミュレートし、流体キャッシュ ファイル内にあるそれらのフレームを置き換えることで、流体エフェクトのキャッシュされたシミュレーションを改良できます。
流体 nCache フレームの置き換えオプション(Replace Fluid nCache Frame(s) Options)ウィンドウを開きます。このウィンドウでは、現在選択されている流体エフェクト キャッシュと置き換える流体キャッシュ フレームを指定できます。
これをオンにすると、フレームの置き換えの開始(Start Replace Frame)からフレームの置き換えの終了(End Replace Frame)までの範囲のフレームが、現在選択されている流体エフェクトのキャッシュと置き換えられ、オリジナルの変更されていないキャッシュと記述ファイルのバックアップが生成されます(既定の名前は、backup#_originalCacheName)。
たとえば、流体キャッシュ内のフレーム 10 ~ 20 を置き換える場合、このオプションを使用してフレーム 10 ~ 20 のキャッシュを作成し、選択した流体エフェクトの現在のキャッシュ内の該当フレーム範囲を新しく作成されたキャッシュ フレームと置き換えることができます。開始/終了(Start/End)は既定でオフになっています。
流体キャッシュの作成時、流体エフェクトのシミュレーションのサンプルがフレームごとに 1 つ採取され、既定でキャッシュに保存されます。
評価(# フレームごと) (Evaluate every frame(s))は、流体キャッシュの作成中にサンプルを採取する頻度を指定します。たとえばこの値が 2 の場合、キャッシュ タイム レンジ(Cache Time Range)の間、現在選択されている流体エフェクトのシミュレーションが 1 フレームおきにキャッシュされます。
保存(# 評価ごと) (Save every evaluation(s))は、流体キャッシュの作成中に保存するサンプルを指定します。たとえばこの値が 2 の場合、評価(# フレームごと) (Evaluate every frame(s))オプションで指定された 1 つおきのサンプルだけが流体キャッシュに保存されます。